産経抄
日本列島から足早に夏が去った。彼岸の入りを過ぎて間もないが、はらはらと葉をこぼす木々の何と多いことか。長袖を急いで登板させた方も多かろう。乾いたしわぶきが方々から耳に届くのも、せっかちな秋の訪れと無縁ではあるまい。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
選挙は、武器を使わない言葉による戦争である。演説、パンフレットはもとより、知恵の限りを尽くして票をかき集める。1票でも多く票を集めた方が勝ち、という単純極まるルールで行われたスコットランド独立を問う住民投票は、「選挙戦」の名にふさわしい戦いだった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
「まんじゅうよりうまかった」。30年以上前から、全国の刑務所で慰問活動を続けている落語家の桂才賀(さいが)さん(64)にとって、最高の褒め言葉だという。甘い物は、刑務所ではめったに食べられないごちそうだからだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
日本列島の真南約3200キロに位置するパラオ共和国は、美しいサンゴ礁に恵まれた、ダイバーにとっての「楽園」である。青地を背景に満月が描かれた国旗は、日の丸を参考にしたとの説があるほど、親日的な国柄でも知られる。・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
山口洋子さんは、自身が経営する喫茶店で待っていた。そこへ電話が入り受話器を取ると、取材陣は何本ものマイクを突きつけた。当時の報道写真から、山口さんの昭和60年上半期の直木賞受賞が、大きな話題を呼んでいたことがわかる。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
6歳の孫娘が口の中をのぞき込んで、声を上げた。「あっ、おじいちゃん、歯がない」。「生えかわるのを待っとるんじゃ」。「田舎にはなあ、狸(たぬき)も狐(きつね)も熊さんもいるよ」と話すと、目を輝かせて聞いてくる。「恐竜もいるの!」。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
作者不詳の詩から一節を引く。「より偉大なことができるようにと/健康を求めたのに/より良きことができるようにと/病弱を与えられた」。詩の由来は詳しく知らない。一説には、ニューヨークのある病院の一室で患者が壁に書き残したという。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
こうしてこうすりゃ こうなるものと 知りつつこうしてこうなった。都々逸の文句じゃないが、朝日新聞の皆さんは、先月5日に慰安婦問題の特集記事を掲載したときに予見できた「結末」をさかなに、築地あたりで苦い酒をあおったのではあるまいか。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
イギリス人の若い女性と話していて、「蛍の光」の歌が話題になったことがある。日本でかつて英語学校の講師をしていた彼女の言葉に驚いた。「パチンコ店で聞きました。日本の歌でしょう」。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
エッセイストの三宮麻由子(さんのみや・まゆこ)さんは、小学2年のとき、先生から初めて白い杖(つえ)を渡された。幼い頃、病気で視覚を失った三宮さんにとって衝撃的な出来事だった。手を使わなくても前方が分かる。人に手を引いてもらわずに歩ける。「失った視力を取り戻したかのようにうれしかった」と振り返っている(『感じて歩く』岩波書店)。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
テニスの錦織圭選手(24)は、本当に惜しかった。きのう、全米オープン準優勝の結果について聞かれた安倍晋三首相は、こう答えていた。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
今月6日、クラウディア・レオニードブナさんは、最愛の人との思い出の詰まった自宅で、93年の生涯を静かに終えた。かつての夫の蜂谷弥三郎さん、その妻の久子さん、それぞれの人生は、過酷としか呼びようがない。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「長嶋監督と2人で素振りをした時間ですかね」。2年前、日米通算20年間のプロ野球人生に別れを告げた松井秀喜さんは、「最も印象深いシーン」を聞かれてこう答えた。・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
宋代随一の詩人、蘇軾(そしょく)は中秋の月を宝玉の皿にたとえた。「暮雲収め尽くして清寒(せいかん)溢(あふ)れ 銀漢(ぎんかん)声無く玉盤(ぎょくばん)を転ず」。日暮れの空から雲は消え去り、銀河にさえざえと光る月が音もなく昇った-。あす8日は詩の情景に劣らぬ「中秋の名月」を各地で拝めようか・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
謝る、というのはなかなか厄介である。人生最大の難事といっても過言ではない。失敗をして謝らなければ、「人でなし」と罵られ、さっさと謝罪しても「謝って済む話ではない」と、相手の怒りの炎に油をさしかねない。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
大リーグでイチロー選手の挙げた功績のひとつが、過去の名選手を次々に甦(よみがえ)らせたことだ。これまで、年間最多安打でジョージ・シスラー、連続200安打でウィリー・キーラーの記録を破ってきた。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の主人公、長谷川平蔵は、実在の人物である。火付盗賊改として華々しい実績を挙げ、庶民の人気も高かった。もっとも出世には恵まれず、望んでいた町奉行にはなれなかった。・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
明治の文学者、小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンは、蝶(ちょう)や蛍などの小さな虫をこよなく愛した。ただ、蚊は苦手だったらしい。「ブーンとやってくるその声には、やがて襲撃するその痛みがどんなたちのものであるかを、前もって知らしておくぞといった、刺すような音色がある」(平井呈一訳)。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
甲子園の数々の名勝負のなかでも、「神様がつくった」とまで言われた試合がある。昭和54年の夏の大会の3回戦で、箕島(和歌山)と星稜(石川)が繰り広げた熱戦だ。星稜が1点リードで迎えた十六回裏2死の場面だった。一塁手の加藤直樹さんが、人工芝に足を引っかけファウルフライを落球、直後にまさかの同点ホームランが出る。結局延長十八回で、箕島がサヨナラ勝ちを収めた。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
ユートピア国では、ある都市の人口が一定数を超えると、過剰人口は他の都市の人口不足にあてられる。平成3年の「国民生活白書」は、16世紀の思想家、トマス・モアの描いた理想郷の厳しい掟(おきて)に触れていた。「東京一極集中」のひずみを際立たせるためだろう。東京とその他の都市を比較、分析しながら、生活の豊かさを取り戻す道を探っていた。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
きのう通勤の道すがら、「カサカサ」と乾いた物音を路傍に聞いた。見れば一羽のスズメがセミの骸(むくろ)にちょっかいを出している。小ぶりな口に、獲物はやや大きい。持ち去ろうと羽ばたく度にくじかれ、骸が乾いた声で笑う。せみ時雨の去った晩夏に、生命のささやかな足跡を見た。・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
戦後の政治家で誰がもっとも演説がうまかったか。中高年世代では、田中角栄元首相を挙げる人が多い。だみ声で政敵を攻撃し、速射砲のように数字をあげて政策を語ったかと思うと、笑わせ、最後は人情話でしんみりさせた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
ワンピース姿の少女が、ジャーマンシェパードの盲導犬を伴っている。東京・新橋の駅前広場の片隅にある「乙女と盲導犬の像」に気づく人が、どれほどいるだろう。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
映画監督の故新藤兼人さんは、現在の広島市佐伯区の出身だ。生家は村一番の財産家で、父親は、「仏の新藤さん」と呼ばれるほどのお人よしだった。それがあだとなる。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
いわゆる「平成の大合併」で、全国の市町村の数は、半分近い約1700に減った。ひらがなやカタカナ、あるいは地理的な実態にあわない名前の市が生まれて、物議を醸したものだ。同時に、いくつかの由緒ある自治体名がなくなった。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
ロンドンで2005年7月に起きた同時爆破テロは、52人の死者を出す大惨事となった。イスラム系英国人による自爆テロだった事実が判明すると、英国民は二重のショックを受ける。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
トンネル工事の現場は、長らく「女人禁制」だった。昭和22年制定の労働基準法で、女性の坑内労働が禁止されていたからだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
ゴルフ界に「チョコレート」という甘い響きの隠語がある。示唆するところは昼ご飯かビール一杯か。身も蓋もない言い方をすれば「賭け」である。さすがに現金はご法度として、日常の隙間にささやかなスリルの種を植えたくなるのが人情とみえる。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
「すまじきものは宮仕え」とはよくいったもので、清少納言の昔からサラリーマンは気楽な稼業ではない。今はやりのブラック企業ではなくとも「成果主義」という正体のしれぬ怪物に追いまくられ、日々の疲れを一杯の生ビールで洗い流すことさえままならぬご同輩も多い。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
今年生誕110年を迎えた作家、幸田文に、『崩れ』と題したエッセー集がある。70歳を超えてから、山崩れや地滑りの痕跡を訪ね歩き、没後一冊にまとめられたものだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
米国がまだ、奴隷州と自由州に分かれていた時代である。ミズーリ州の黒人奴隷だったドレッド・スコットが、自由を求めて訴訟を起こす。所有者に従って、数年前まで奴隷制度のない州に居住していた事実を理由にしていた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
故渡辺美智雄氏といえば、失言、放言のとりわけ多い政治家だった。自民党の政調会長時代、天皇陛下を侮辱する記事を掲載したとして、英大衆紙の特派員を国外追放すべきだと語り、在日外国人記者の反発を招いたことがある。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
同じ文献から、百八十度違う解釈が生まれる。歴史の研究では、珍しくない。卑弥呼が率いた邪馬台国はどこにあったのか、江戸時代から続く議論もその一つである。中国の史書「魏志倭人伝」の中の2千字足らずの記述の解釈が、最大の争点となってきた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
自分は何がやりたいのか、分からない。現代の多くの若者と同じように、20歳前後のころの木田元(げん)さんも悩んでいた。ただし、状況はかなり違っている。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
食客の分際で「吾輩は」と胸を反らせた猫殿は、夏目漱石宅で過ごした生涯をついに名無しのままで閉じている。それでも文豪にとっては代表作のモチーフ。なきがらは手厚く葬られ、後に九重の石塔が墓標として建てられた。泉下の猫殿はご満悦であろう。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
このところご無沙汰だった夏が、8月15日に戻ってきた。今年も東京・九段の靖国神社周辺には、一分の隙もなく警察車両がずらりと並び、さまざまな団体が声をからしてビラをまいていた。汗をかきかき菊の御紋章輝く神門をくぐると、拝殿まで長蛇の列。静かでかつ熱い思いのこもった行列だった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
69年前のきょう、まだ終戦を知らないまま戦い続ける日本兵も少なくなかった。ビルマのジャングルで、連合軍と銃撃戦を繰り広げていた神田敏彦さん(95)もその一人だった。やがて弾薬も尽き、竹やりを手に死を覚悟した12月5日、捕虜となる。無条件降伏を敵から知らされたのは、その直前だったという。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
今年6月に富岡製糸場の世界文化遺産登録が決まり、改めて一人のフランス人が脚光を浴びている。明治政府の依頼を受けて、製糸場の建設と操業を指導したポール・ブリュナである。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
例の号泣県議の会見以来、もはやどんな地方議員の失態が発覚しても驚かないはずだったが…。大阪維新の会の34歳の大阪府議が起こしたトラブルもまた、お粗末の一言につきる。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
いつもご利用いただきありがとうございます。
8月13日(水)~15日(金)の3日間、「産経抄」の音読コンテンツの掲載をお休みさせていただきます。
お休みさせていただいた期間の音声ファイルについては、16日(土)にまとめて掲載いたします。
ご了承いただきますようお願いいたします。

産経抄
映画解説者の淀川長治さんは、生涯独身だった。その理由の一つは、出生の事情にあったようだ。淀川さんは、神戸市にある料理屋の跡取り息子として生まれた。といっても、淀川さんの父親と最初の妻との間には、子供がない。・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
昭和歌謡でビッグヒットを飛ばし続けた阿久悠さんは、毎年立秋の頃になると2週間だけ作詞家を返上した。手にはスコアブックと色鉛筆。テレビ画面で球児の一投一打を追い、玉の汗を愛し、1日1編の詩を書いた。秀作群は『甲子園の詩(うた)』(幻戯書房)に詰まっている。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
リポーター:牟田祥子(NHK水戸、首都圏センター出身)
茨城県北部にある里山が広がるのどかな常陸太田市は今、
※局アナnetの会員が毎週火曜日に週替わりで連載している、フジサンケイビジネスアイのコラム「特選!ふるさと元気の素」記事と関連動画をご紹介しています。
産経抄
「時は偉大な癒やし手」という。日本人が戦後の空に響かせたつち音は、19年の月日を経て東京五輪という癒やしをもたらした。聖火台に鮮烈な炎を点じたのは、当時19歳の坂井義則青年だった。晴れ舞台を駆け抜けた英姿には、戦災の影をぬぐうまぶしさがあった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
長年連れ添った妻と水入らずで、3泊4日の九州旅行を楽しんだ。熊本県天草市の天草キリシタン館では、開館から400万人目の入館者となり、地元メディアに紹介されるハプニングもあった。・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
大先輩の石井英夫さんが、月刊誌「WiLL」9月号に寄稿している。タイトルは「私はコレで朝日をやめました」。産経新聞記者時代の石井さんにとって、朝日新聞は、「仰ぎみる高峰」だった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
昭和2年の夏の最中に自殺した芥川龍之介をめぐっては、いまだ多くの謎が残っている。芥川と同じく夏目漱石門下だった内田百●(ひゃっけん)は、芥川の八回忌に際してこう書いた。「あんまり暑いので、腹を立てて死んだのだろうと私は考へた」。・・・(音読:塚本美也子)
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SankeiBizピックアップトーク
平成11年のお盆休み、熱帯低気圧が通過した関東地方では、川の増水による事故が相次いだ。なかでも神奈川県山北町の玄倉(くろくら)川では、中州でキャンプをしていた18人が濁流にのみ込まれた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
大学で考古学を研究する父親とサツキ、メイの一家が引っ越してきたのは、お化け屋敷のような田舎の一軒家だった。姉妹は、真っ黒な毛玉のような不思議な生き物を見つける。父親は「マックロクロスケ」と名付けるが・・・(音読:岡本由季)
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産経抄
「半寿」とは、なかなか粋な表現である。慶事に詳しい方は、ひと目でお分かりか。「半」の字を細かく分ければ八十一。きりのいい傘寿は、カサが頭打ちしてさえない。だから「もう1つ年を取ってお祝いを」と験を担ぐ人もいるという。・・・(音読:峰田雅葉)
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