産経抄
宋代随一の詩人、蘇軾(そしょく)は中秋の月を宝玉の皿にたとえた。「暮雲収め尽くして清寒(せいかん)溢(あふ)れ 銀漢(ぎんかん)声無く玉盤(ぎょくばん)を転ず」。日暮れの空から雲は消え去り、銀河にさえざえと光る月が音もなく昇った-。あす8日は詩の情景に劣らぬ「中秋の名月」を各地で拝めようか・・・(音読:塚本美也子)
産経新聞1面のコラム「産経抄」を、局アナnetメンバーが毎日音読してお届けします。
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