産経抄
娘時代のあだ名は「色黒」だった。本人は悲観のあまり、日に一度も鏡を見ないで暮らしていた。ところが17歳の夏のある日、入浴していて窓ガラスに映った自分の顔が、意外にかわいいことに気づく。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
昭和8年12月23日早朝、東京中にサイレンの音が続けて2回鳴り渡った。今の天皇陛下お誕生の知らせである。1回なら内親王、2回は皇太子と事前に決められていたのだ。町には花電車が走り、二重橋前はお祝いの人々で埋まったという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
長年の研究開発の苦労が実り、新製品が大ヒット、わが世の春を謳歌(おうか)する企業があった。ところが、その製品に重大な欠陥が見つかってしまう。消費者にそっぽを向かれ、業績は悪化するばかりだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「俗に『才あれど徳なし』というが、その徳において彼女は欠けるところがある」。コラムニスト、山本夏彦は「週刊新潮」に23年間連載した名物コラムの第1作で、美空ひばりをこう論じている。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
参院選でさまざまなパフォーマンスを繰り出した各党首もこの人にはかなわない。ロシアのプーチン大統領である。今月15日にはロシア北西部フィンランド湾で小型潜水艇に乗り、60メートルの海底に潜った。150年近く前に沈んだ軍艦を見るためだった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
てっきり、高名な元首相の名前を騙(かた)った「なりすまし」の仕業だろうと思っていたら御本人だった。民主党の菅直人元首相は、自身のブログできのう、参院選で自民党に投票しないよう「落選運動」を呼びかけた・・・(音読:塚本美也子)
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SankeiBizピックアップトーク
リポーター:さわともか(東北放送出身)
髪に生花をいける「髪デコ」は、
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産経抄
文芸評論家の奥野健男によると、昭和20(1945)年の敗戦直後の女流作家には、「とまどった感」があった。確かに女性解放と男女同権は実現した。それは、戦前戦中、彼女らが果敢に戦ってきた男性中心の社会という、敵を失うことも意味していた。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
生後10カ月の赤ちゃんにも、他人を思いやる心がある。京都大学の研究チームが実験で確かめたという。まず赤ちゃんのグループに、ある図形が別の図形を攻撃するアニメを見せる。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
「釜中(ふちゅう)の魚」という言葉がある。釜の水がいずれ熱くなり、煮られることを知らずに泳ぐ魚のように、将来の危機に気付かない能天気さを言う。中国古代の史書『資治通鑑』の中で、さる盗賊の親玉が自らの置かれた状況をそう例えたのだという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
ヒマラヤ山脈の国ブータンの総選挙の結果には驚いた。5年前初めて行われた総選挙で45議席を獲得した与党ブータン調和党が、今回はたった15議席の惨敗である。政権交代の決め手となったのは、今月初めから価格が2倍以上も値上がりした家庭用ガス料金らしい。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
歴代の米駐日大使のなかでもっとも日本人に親しまれた人物といえば、エドウィン・ライシャワー博士が挙げられる。「たくさんの日本人の血を輸血してもらったので、混血になったような気がしています」。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
21年前の平成4年7月、日本中が沸き返った。バルセロナ五輪の200メートル平泳ぎで14歳になったばかりの岩崎恭子さんが優勝したからだ。だがインタビューでの発言にはもっとうならされた。「今まで生きてきた中で一番幸せ」というのだった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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SankeiBizピックアップトーク
神でも仏でもない身にとって、他人の悪口を言わないで日々を過ごすのはなかなか難しい。小欄にも時折、「中国や韓国のことをなんでもあしざまに書くのはやめてください。もっと彼らの美点に注目して記事にすべきです」といった投書が届く。・・・(音読:峰田雅葉)
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SankeiBizピックアップトーク
リポーター:沢野有希(bayfm情報アナウンサー)
梅雨明けと同時に猛暑が到来した日本列島。
「うやま工房」の宇山正男さん(82)は・・・(続きはSankeiBiz記事にて)
※局アナnetの会員が毎週火曜日に週替わりで連載している、フジサンケイビジネスアイのコラム「特選!ふるさと元気の素」記事と関連動画をご紹介しています。
産経抄
夏目漱石の『二百十日』に、主人公が阿蘇の宿の女中に半熟卵を頼む場面がある。意味がわからない女中に、「半分煮るんだ」と説明する。出てきた4個のうち2個が固ゆでで、2個が生卵だった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
福島第1原発事故の発生から5日目の早朝だった。現場で不眠不休の作業の陣頭指揮をとっていた当時の吉田昌郎(まさお)所長は突然、座っていた椅子から立ち上がり、床にあぐらをかいて頭(こうべ)を垂れた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
梅雨の最中だった6月中旬、本紙に載った加地伸行さんのコラム「古典個展」にヒザを打った読者も多かったに違いない。テレビで梅雨を「うっとうしい」などと邪魔者扱いする。だがわが国にとって梅雨は大歓迎すべきものではないかという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
スペイン内戦が勃発し、ヒトラーの大会と呼ばれたベルリン五輪が開催された。日本では、二・二六事件が起こっている。1936(昭和11)年は、歴史的な事件が多かった。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
国文学者で、食通としても知られた池田弥三郎に、『枝豆は生意気だ』という愉快な題の随筆がある。なぜか。池田の大好物の空豆の季節のあとに、「エヘンともっともらしい咳払いをしてしゃしゃり出て来る」からだ。しかも旬の短い空豆に比べて、長く居座るのがしゃくにさわる。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「東京から富士山頂の野球のボールを見分けられるようなものです」。以前ハワイに設置された日本の大型望遠鏡「すばる」の性能を尋ねたとき、天文学者から返ってきた答えである。絶句したが同時に、富士は「すばる」で見るものではないと思った。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
流行(はやり)廃(すた)りは世の習いではあるが、本格的なデジタル時代に突入したいま、「流行」はあっという間に色あせる。先日も若い記者相手に「いつ仕事するの? 今でしょ!」と予備校教師ばりに説教すると、「古いですよ」と失笑された。・・・(音読:根岸麻衣子)
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SankeiBizピックアップトーク
リポーター:藤井敬子(テレビ長崎、TVQ九州放送出身)
石鹸(せっけん)は脂肪酸と水酸化ナトリウムか、
※局アナnetの会員が毎週火曜日に週替わりで連載している、フジサンケイビジネスアイのコラム「特選!ふるさと元気の素」記事と関連動画をご紹介しています。

産経抄
7日から始まる大相撲名古屋場所では、エジプト出身の新十両、大砂嵐の活躍が楽しみだ。3日目から日程が重なるイスラム教のラマダン(断食月)については、「大丈夫。我慢できる」と語っている。・・・(音読:塚本美也子)
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SankeiBizピックアップトーク
ようやく梅雨らしい空模様になってきました。
雨の日は、家にとじこもがちですが、そんな時こそ絵本や本をじっくり楽しみませんか。
ピンク色の帽子をかぶった、一匹の豚くん。手には、花束を持っています。随分と慌てて帰ってきた様子ですが、それもそのはず、すっかりずぶ濡れです。
家に着くと、新聞を広げていたヤギくんがその様子を見て笑いました。
「花を摘みに行って、雨に降られたわけだね・・・」
そうか、傘を持っていくのを忘れたんだな。
ならば、雨宿りでもすればよかったのに。
ヤギくんは、豚くんにタオルを渡しながら聞きました。しかし、意外な答えが・・・(続きはBOOKウォッチ記事にて)
リポート:茂木亜希子 (絵本ナビゲーター)
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産経抄
昭和49(1974)年8月15日の未明だった。映画俳優の津川雅彦さん、朝丘雪路さん夫妻の自宅に男が忍び込み、生後5カ月の長女、真由子ちゃんを連れ去った。犯人のアパートの一室から救出されたのは、それから41時間後だ。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
前にも書いたことだが、北朝鮮との国境の町、中国・丹東の丘の上に、何十メートルもありそうな高い塔が立っている。朝鮮戦争を戦った中国義勇軍の記念館の隣である。以前見学に行き、塔の意味を尋ねたとき、中国人ガイドの答えには目をむいた。・・・(音読:塚本美也子)
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SankeiBizピックアップトーク
ひつじの男の子ラリーのうちには
遠くに住むおばあちゃんが
よく遊びにきます。
でもラリーはあんまり嬉しくない様子。
おばあちゃんはラリーが大好きで
何度も「かわいい」って言うし
3回手を握るひみつの握手も
必ずするから・・・。
ギュッ ギュッ ギュッ
「だい・すき・よ」という意味の握手も
ラリーは好きではありません。
そんな中ある日
ラリーの住む街が大変なことに。。(続きはBOOKウォッチ記事にて)
リポート:柳沼愛子 (アナウンサー、ヨーグルトソムリエ、絵本講師)

産経抄
ドジで泣き虫の中学生、月野うさぎが、美少女戦士「セーラームーン」に変身して悪と戦う。「月に代わって、お仕置きよ!」。アニメに不案内の小欄でも、セーラームーンの決めぜりふは聞いたことがある。今や世界中に何百万ものファンがいるらしい。・・・(音読:中村朋絵)
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SankeiBizピックアップトーク
定番の鶏のからあげ
焼き鳥、だし巻き卵から
馬刺し、ざる豆腐、生春巻きまで・・・
お酒に合うおつまみが
毎回おいしい?!一冊。
村崎ワカコは26歳。
最近の日課は
女ひとり酒。
全ては夜のひとり酒のためにある
そんな日々。
飲んで食べて最後はぷしゅー。(続きはBOOKウォッチ記事にて)
リポート:柳沼愛子 (アナウンサー、ヨーグルトソムリエ、絵本講師)

産経抄
定年後の生き方の指針となった本を挙げてください。こんなアンケートがあったら、藤沢周平さんの時代小説『三屋清左衛門残日録』が、上位を占めるのは間違いない。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
亡くなった元検事総長、吉永祐介さんは旧制六高から岡山大の出身である。その六高の1年生時代、こんな「事件」があった。仏語の授業でテストが行われることになったが、教師は問題を配るとすぐ教室を出ていった。カンニング公認のようなものだ。・・・(音読:中村朋絵)
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産経抄
明治維新の立役者である西郷隆盛は、自らを「南国」という意味の南洲と号した。今でも文庫本で手軽に読める「南洲翁遺訓」は、幕末の江戸で騒乱を起こそうとした薩摩藩と激しく対立した庄内藩の関係者がまとめたものである。・・・(音読:根岸麻衣子)
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SankeiBizピックアップトーク
リポーター:渡部郁子(FM-FUJI出身)
産地でしか味わえない、
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産経抄
「アパートの鍵貸します」「俺たちに明日はない」。かつての洋画の名作には、原題とは違う見事な邦題がついていたものだ。ところが、現在封切り中の洋画はどうだろう。「アフター・アース」「スプリング・ブレイカーズ」。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
民主党は参院選に負けたいのだろうか。きのう参院本会議で安倍晋三首相に対する問責決議が可決されたが、あおりで生活保護法改正案など国民生活と密接にかかわる6つの法案が廃案になった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
毎年の楽しみだが、通勤電車から見えるネムノキが今年も花をつけ始めた。淡紅色で糸状に見える花は、アジサイとともに梅雨の季節には欠かせない。日本列島から中国、東南アジアに分布し、日本と中国で名前の由来が違うのがおもしろい。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
よく「野球は8-7の試合が最も面白い」と言われる。打ち合いの接戦がたまらないというのである。だがファンの立場となると違ってくる。「9-0ぐらいで勝つのがいちばん楽しい」と言う熱烈な巨人党もいた。安心して見られるかららしい。・・・(音読:中村朋絵)
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産経抄
世界文化遺産に登録された富士山は日本人にとって精神的な支えだ。そのことをユネスコの世界遺産委員会のメンバーもきちんと認めてくれた。うれしいことだが、富士山が日本人の生活のため果たしてきたもうひとつの役割も忘れたくない。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
53年前の昭和35年6月23日、新しい日米安保条約が発効した。この日午前、東京・白金の外相公邸で批准書が交換されたのだ。「アンポ反対」のデモはピークを過ぎていた。それでも批准書交換は朝食会を装って行うなど密(ひそ)やかな新安保スタートだった。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
親子三代にわたって下町に住まないと江戸っ子と言わないそうだから、小欄に資格はないが、都議選の選挙権はある。いつも「棄権はいけない」ときれいごとを書いている手前、どんな選挙でも投票所に足を運んではいるものの、都議選は国政選挙や身近な区議選に比べてどうも印象が薄い。・・・(音読:中村朋絵)
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SankeiBizピックアップトーク
リポーター:竹内久乃(山形放送出身)
北海道愛食大使|といっても人間ではありません。
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産経抄
「汽車に乗って/あいるらんどのような田舎へ行こう」。詩人、丸山薫は「汽車に乗って」という詩で、こんなふうに歌う。「ひとびとが祭の日傘をくるくるまわし/日が照りながら雨の降る…」。たまらないほどのリリシズム(叙情性)である。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
産経新聞が創刊80年を迎えた。その歴史については記念別冊でお読みいただくとして、当然のことながら紙面づくりがすべて順風満帆だったわけではない。忸怩(じくじ)たる思いで振りかえることも多い。昭和57年の「教科書誤報事件」がそうだった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
「ヒット、ヒット、ヒット殺し~」「セーフか? これはやっぱり政府の仕事」。漫才の横山エンタツと花菱アチャコが、野球ネタの「早慶戦」で、一世を風靡(ふうび)したのは、昭和10年ごろだった。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
トルコは親日国といわれる。その原点となったのが、1890(明治23)年に和歌山県沖で起きた、オスマン帝国の軍艦の海難事故だ。地元住民は懸命な救助活動を行い、明治政府は軍艦をトルコに派遣して、生存者を帰還させた。・・・(音読:中村朋絵)
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SankeiBizピックアップトーク
梅雨入りして、じめじめとした季節がスタートしました!
こんな時期、絵本を通して思いきり子どもたちと笑える、とっておきの物語をご紹介します。
のどかな原っぱを、可愛らしい花と、大きな籠を手に歩く、子ぎつねのこんた。
笑みがこぼれ、なんの不安も抱えていない様子です。
はてさて、これからこんたは、どこへゆくのでしょうか・・・?
次々に起こる、不思議な体験が、まさか自分に襲いかかることを知らずに・・・(続きはBOOKウォッチ記事にて)
リポート:茂木亜希子 (絵本ナビゲーター)
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産経抄
昭和44(1969)年の元旦、読売新聞は、1面トップで当時の三菱銀行と第一銀行が合併合意したと報じた。しかし、2週間後には、幻の大スクープとなってしまう。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
瞬間風速的にはともかく日本で最も長く人気があり続けた政治家は、咢堂(がくどう)と号した尾崎行雄だろう。何しろ明治23年に衆院初当選以来63年間もの議員歴を誇った。文相や法相もやっているが、大半は議会人を貫き「憲政の神様」とまで言われた。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
政治家やエリートの失言・暴言が最近、やけに目立つ。中でも驚いたのは、神に仕える身であるローマ法王フランシスコが、聖職者や法王庁スタッフを前に「出世主義はハンセン病だ」と演説した一件である。・・・(音読:根岸麻衣子)
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