産経抄

2014.11.25

【産経抄】11月25日(音読:塚本美也子)

1847年5月8日、善光寺の町は、御開帳に訪れた大勢の参詣客でにぎわっていた。夜の10時ごろ、地震が発生し、まもなく火の手が上がった。長野市のホームページによると、震源地は長野市直下で、規模はマグニチュード7・4程度と推定される。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.11.24

【産経抄】11月24日(音読:峰田雅葉)

幕末、黒船で来航した米国のペリー提督は、幕府から多くの贈答品を受け取った。そのなかには、狆(ちん)と呼ばれる小型犬も含まれていた。狆はやがて「ジャパニーズ・スパニエル」と名付けられ、米国や欧州で大流行する。・・・(音読:峰田雅葉

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産経抄

2014.11.23

【産経抄】11月23日(音読:塚本美也子)

「勝ちに不思議の勝ちあり」とは言い得て妙で、形勢の優劣が何かの拍子に入れ替わることがある。プロ野球では戦況を一変させる采配が「マジック」と尊ばれた時期もあった。格言の典拠は江戸期の剣術書という。勝負事の万般に通じる教えだろう。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.11.22

【産経抄】11月22日(音読:岡本由季)

昭和の昔、義理と人情を秤(はかり)にかければ、本音はともかく建前では、どの世界でも義理が重かった。天下を取るための権謀術策、離合集散は、当たり前の政界でも選挙となると、有権者に対する最低限の筋目は大事にしていた。・・・(音読:岡本由季

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SankeiBizピックアップトーク

2014.11.21

【SankeiBiz】方言ブランドで「幸せ増す」街に(山口)

リポーター:西村正行(岩手朝日テレビ、長崎国際テレビ出身)

山口県防府市の防府天満宮を訪れると目につくのは「幸せます」と書かれた看板や横断幕です。幸いです、便利です、助かりますといった意味の方言。「電話をくださって幸せます」というように使います。その「幸せます」をブランドとして、地元を活性化させようと取り組んでいるのが防府商工会議所です。5年前・・・(続きはSankeiBiz記事にて)

 

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産経抄

2014.11.21

【産経抄】11月21日(音読:塚本美也子)

松本清張が昭和32年から翌年にかけて雑誌に連載した『点と線』は、空前の推理小説ブームを巻き起こした。ストーリーは、青酸カリで始まって、青酸カリで終わる。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.11.20

【産経抄】11月20日(音読:根岸麻衣子)

中国文学者の高島俊男さんが、ある年の暮れに入院して、喫煙室でくつろいでいた時のことだ。「12月をなんで師走というか知ってるか」。物知り自慢の患者仲間が、講釈を始めた。「師というのは先生や。その先生が12月にはあっちこっち走り回る。せやから…」・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.11.19

【産経抄】11月19日(音読:塚本美也子)

きのう訃報が届いた日本映画を代表する大スター、高倉健さん(83)は、寡黙な人だった。本名・小田剛一のプライバシーは謎に包まれていた。その一方で、エッセー集『あなたに褒められたくて』では、自らのルーツに言及している。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.11.18

【産経抄】11月18日(音読:根岸麻衣子)

恥ずかしながら、最近まで知らなかった。鳩山由紀夫元首相が、政治活動で使う名前を「友紀夫」に変えていた。「友愛への理解を深める」のが理由というから、あきれてしまう。「最低でも県外」。鳩山氏の無責任な発言が、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設問題をこじらせ、地元に不毛な対立を生んでしまった。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.11.17

【産経抄】11月17日(音読:峰田雅葉)

ソニーの前身、東京通信工業がトランジスタラジオの開発に成功したのは、昭和30(1955)年1月である。その2カ月後には、創業者の一人、盛田昭夫氏が、ニューヨークで売り込みを始めていた。敗戦国で作られた小さなラジオに対する偏見にも、盛田氏はめげない。・・・(音読:峰田雅葉

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産経抄

2014.11.17

【産経抄】11月16日(音読:塚本美也子)

「つよさ」を表す漢字には、「強(きょう)」とは別に「勁(けい)」がある。例えば書画や詩文に力がみなぎるさまを「雄勁(ゆうけい)」という。「勁草(けいそう)」は風雪に耐えるつよい草から転じ、思想信条の堅固なさまを指す。物の本に、左半分の「●(けい)」は縦糸の意味とあった。さしずめ人の背骨を貫く矜持(きょうじ)であろう。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.11.17

【産経抄】11月15日(音読:峰田雅葉)

フェイスブックなどSNSや電子メール全盛時代となった今でも、小社には毎日、大量のはがきや手紙、ファクスが届く。中には耳の痛いご指摘や抗議文もあり、襟を正して拝読しているが、8月18日の夕刻、何の前触れもなく編集局に届いた1枚のファクスには驚いた。・・・(音読:峰田雅葉

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産経抄

2014.11.17

【産経抄】11月14日(音読:根岸麻衣子)

スポーツや芸術の世界で偉業を成し遂げた人たちは、生まれながらの才能に恵まれているのか、それとも努力の結果なのか。米ミシガン州立大学のザック・ハンブリック教授が、今年6月に学術誌に発表した論文によれば、「両方が相互に作用する」。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.11.17

【産経抄】11月13日(音読:岡本由季)

東京で今年の冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いたのは、先月27日だった。春に吹く強い南風は、一番二番と数えるのに、木枯らしは、なぜ1号2号なのだろう。何年か前にコラムで疑問を呈したことがある。・・・(音読:岡本由季

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SankeiBizピックアップトーク

2014.11.17

【産経抄】11月12日(音読:峰田雅葉)

ハワイ出身のボクシング・トレーナー、エディ・タウンゼントさんは、6人の世界チャンピオンを育て、昭和63年に73歳で亡くなった。最後のまな弟子、井岡弘樹選手の世界タイトル防衛の報を病院のベッドで聞いた直後だった。・・・(音読:峰田雅葉

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2014.11.17

【産経抄】11月11日(音読:根岸麻衣子)

中国の作家の代表団が日本を訪問し、歓迎会に出席したときの話である。会場で当日の式次第を目にした団長は、腰を抜かさんばかりに驚いた。団長の名前の下に、「挨拶(あいさつ)」と書いてあったからだ。・・・(音読:根岸麻衣子

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SankeiBizピックアップトーク

2014.11.16

【SankeiBiz】1年でぐるり1周富士めぐり(山梨)

リポーター:渡部郁子(FM-FUJI出身)

1年間かけて、富士山をぐるっとひと回り。日本富士山協会が主催する「富士山一周ドリームウォーク」。10年目を迎えたの今年も10月にスタートしました。 富士山の周囲185キロを12に分け、毎月1回、12カ月で歩き抜くイベントです。先月の第1区間は河口湖から山中湖まで16km、11月初旬に行われた第2区間は山中湖~須走の14kmでした。世界遺産を構成する周辺の名所・名勝をめぐりつつ、四季折々の富士山の姿を360度、全方位から楽しめるウォーキング。ゴールでは記念植樹も行われ、月2回の開催日は申し込みでほぼ定員いっぱい・・・(続きはSankeiBiz記事にて)

 

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産経抄

2014.11.10

【休載のお知らせ】11月11日~16日、産経抄の音読ファイル掲載をお休みします。

いつもご利用いただきありがとうございます。

本日は新聞休刊日のため、「産経抄」の音読コンテンツの掲載はありません。

また、明日11月11日(火)~16日(日)の6日間、掲載をお休みさせていただきます。

お休みさせていただいた期間の音声ファイルについては、17日(月)にまとめて掲載いたします。

ご了承いただきますようお願いいたします。

産経抄

2014.11.9

【産経抄】11月9日(音読:岡本由季)

「一年納めの場所」は晩秋の名物としたものだが、土俵の上は夏の盛りさながらに、モンゴル勢の祭りが続く。東西に3横綱、新関脇には傑物の逸ノ城が座った。9日初日の大相撲九州場所は、番付表にある「蒙御免(ごめんこうむる)」の太文字までも何かのぼやきに見えてくる。・・・(音読:岡本由季

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2014.11.8

【SankeiBiz】プロが集結、探偵の技術も盗め(東京)

リポーター:伊藤里奈(秋田朝日放送、福島テレビ出身)

東京都大田区で先日開かれた勉強会。講師は現役の探偵といっても、探偵養成セミナーではありません。さまざまな分野の若手プロフェッショナルや経営者のスキルアップと交流を目的にもう4年間も続く「行列のできる専門家への道」(おおた助っ人主催)です。28回目のこの日、講師となった探偵はいじめ調査で著名なT.I.U総合探偵社代表、阿部泰尚さん。「視線の動きから嘘や本当など人の感情を見抜く」「履歴書から怪しい人物を読み取る」などのスキルを伝授しました。集まった弁護士や・・・(続きはSankeiBiz記事にて)

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産経抄

2014.11.8

【産経抄】11月8日(音読:峰田雅葉)

今から36年前の昭和53年春、尖閣諸島沖の日本領海に200隻を超える中国漁船が殺到した。時あたかも日中平和友好条約をめぐる交渉がヤマ場にさしかかったころだった。世論は沸騰し、北京駐在の外交官たちは中国の真意を探ろうとするが、一向に要領を得ない。・・・(音読:峰田雅葉

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2014.11.7

【産経抄】11月7日(音読:塚本美也子)

「小野悦男」という名前を聞くと、今も苦い思いがこみ上げる、そんな司法とマスコミの関係者は少なくない。千葉県松戸市で昭和49年の夏、帰宅途中の女性会社員=当時(19)=が殺された。この事件で逮捕された小野容疑者は、1審で無期懲役の判決を受けたものの、東京高裁では逆転無罪となり、検察側は上告を断念する。・・・(音読:塚本美也子

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2014.11.6

【産経抄】11月6日(音読:根岸麻衣子)

オバマ大統領が誕生してから3カ月の2009年4月、米国中が喜びに沸いていた。アフリカ東部ソマリア沖でコンテナ船が海賊に襲われ、人質となっていた米国人船長が、無事救出されたのだ。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.11.5

【産経抄】11月5日(音読:峰田雅葉)

江戸時代、京都の罪人は遠島を言い渡されると、高瀬舟で大阪へ送られていた。舟の上であるとき、弟殺しの罪を犯した男から身の上話を聞いた下級役人は、疑問を抱く。男は、不治の病の弟に懇願されて、自殺の手助けをしてやったという。・・・(音読:峰田雅葉

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産経抄

2014.11.4

【産経抄】11月4日(音読:根岸麻衣子)

ショートショート(掌編小説)の名手だった星新一の作品には、多くのロボットが登場する。バーのマスターが趣味で作ったという『ボッコちゃん』もそのひとつだ。完全な美人ではあるが、頭は空っぽに近い。・・・(音読:根岸麻衣子

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2014.11.3

【産経抄】11月3日(音読:塚本美也子)

桑田佳祐さんは、東日本大震災から半年後の平成23年9月11日、宮城県利府町で、復興ライブを行った。前年8月に、食道がんの手術を経験した桑田さんの「復活の日」でもあった。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.11.2

【産経抄】11月2日(音読:岡本由季)

明治から昭和にかけて筆をふるった泉鏡花は、字の書かれたものなら新聞の切れ端でさえ下に置かなかったという。同じ文筆業の端くれとして、わが身を省みると入り用の書物は机に散乱、仕入れた知識は右から左。「明窓浄机」にほど遠い日々を自戒する。・・・(音読:岡本由季

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SankeiBizピックアップトーク

2014.11.1

【SankeiBiz】ライスガールズがその場でおにぎり(新潟)

リポーター:峰田雅葉(NHK千葉出身)

新潟県の県米PRユニット「新潟ライスガールズ」。彼女たちが新米のコシヒカリをその場で握るおにぎりショップが東京・丸の内で期間限定営業しています。東京駅前の商業施設「KITTE」4階「菜な」にある「結家」で11月28日まで月~水の週3日、ライスガールズのメンバーが2人ずつ店内のカウンターでおにぎりを握っています。具材は「北海道産イクラ」「福岡県産明太子」、メンバーの林アイ子さん手製の「塩麹柚子こしょう」など6種類。10月に行われたオープニングイベントには・・・(続きはSankeiBiz記事にて)

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2014.11.1

【産経抄】11月1日(音読:根岸麻衣子)

はてさて面妖な展開になってきた。仁川アジア大会で、韓国人記者のカメラを盗んだとして略式起訴され、日本選手団から追放された競泳の冨田尚弥選手が、「潔白」を訴える記者会見を開くという。・・・(音読:根岸麻衣子

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2014.10.31

【産経抄】10月31日(音読:塚本美也子)

毎日の通勤電車で、隣の乗客のイヤホンからジャカジャカと音が漏れてくるたびに、夢想する。超能力があったら、念力でボリュームを下げてやるのに。マンションでのトラブルで一番多いのも、騒音らしい。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.10.30

【産経抄】10月30日(音読:岡本由季)

照明デザイナーの石井幹子さんが、友人のフランス人工業デザイナーを鎌倉の自宅に泊めたときのことだ。「なんて美しい光だ」。六畳間で寝ていた友人は、障子越しに入ってくる朝の光への感動を語ってやまなかった。・・・(音読:岡本由季

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産経抄

2014.10.29

【産経抄】10月29日(音読:根岸麻衣子)

出版されて30年もたつと、たいていの本は絶版になるはずだから、快挙といえる。きのう訃報が届いた岡崎久彦さんが、昭和58年に出した『戦略的思考とは何か』(中公新書)は、今も書店に並んでいる。外務省から防衛庁に出向中だった岡崎さんが、1年間、米国に留学して書き上げたものだ。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.10.28

【産経抄】10月28日(音読:塚本美也子)

「世間をお騒がせしたことをおわびします」。不祥事が発覚した政治家や芸能人の常套(じょうとう)句である。赤瀬川原平さんの場合、誰に迷惑をかけたというわけではないが、世間は何度も驚かされた。・・・(音読:塚本美也子

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2014.10.27

【産経抄】10月27日(音読:峰田雅葉)

鬼を退治した「桃太郎」は、鬼ケ島から大量の宝物を持ち帰る。絵本では、隠れ蓑(みの)や打ち出の小槌(こづち)とともに、真っ赤な色のサンゴの木が描かれている。いわゆる「宝石サンゴ」は、発祥の地である地中海から、シルクロードを運ばれて日本にやってきた。奈良・正倉院に残されているサンゴのビーズもそのひとつである。・・・(音読:峰田雅葉

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産経抄

2014.10.26

【産経抄】10月26日(音読:岡本由季)

古来、剣術において「目のつけどころ」は生死を分かつ大事とされた。相手の剣先に惑わされるのはひよっこ。手だれは遠くの山を望むがごとく相手を視野に収め、心の奥底を読み取り、攻防の機微をわきまえた。「遠山(えんざん)の目付(めつけ)」という剣の心得は、「木を見て森を見ず」の戒めでもある。・・・(音読:岡本由季

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2014.10.25

【SankeiBiz】思い出引き継ぐ10円木馬(群馬)

リポーター:根岸麻衣子(群馬テレビ出身)

親から子、子から孫へと愛され続ける小さな遊園地が前橋市内にあります。1954年オープンし、11月1日開園60周年を迎える市中央児童遊園、通称「るなぱあく」です。広さはサッカー場2面ほど。大型遊具8基と小型遊具11基に5頭の木馬が置かれ、今もかつてデパートの屋上にあった遊園地を思わせる素朴さがあふれます。中でも木馬は開園時からある日本最古の現役木馬として2007年に国の登録有形文化財に指定されました。料金は小型遊具10円、大型遊具は50円。木馬は開園当時と同じ10円です。園長の田原学さんは・・・(続きはSankeiBiz記事にて)

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産経抄

2014.10.25

【産経抄】10月25日(音読:根岸麻衣子)

太平洋上で奮戦する日本の戦闘機の名が、「零戦」であると国民に知らされたのは、大戦末期の昭和19年11月23日のことである。零戦が中国戦線に初めて投入されてから4年、真珠湾攻撃から数えても3年近くたってからだった。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.10.24

【産経抄】10月24日(音読:塚本美也子)

地球の王者だった恐竜を絶滅に追い込んだのは、約6500万年前メキシコ・ユカタン半島に落ちた、大隕石(いんせき)だといわれている。今年3月に千葉工業大などが発表した新説によると、衝突で発生した酸性雨が海中のプランクトンを死滅させたのが原因だった。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.10.23

【産経抄】10月23日(音読:峰田雅葉)

「透明人間になったら何をしたいか」。小学6年生にこんな質問をすると、7人の児童から驚くべき答えが返ってきた。「人を殺す」「強盗する」。2年前、岐阜県の公立小学校の卒業文集にそのまま掲載され、保護者に配布されて大騒ぎになったことがある。・・・(音読:峰田雅葉

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産経抄

2014.10.22

【産経抄】10月22日(音読:岡本由季)

明治元(1868)年7月17日、明治天皇は行幸に先立ち最初に出した詔書のなかで、自ら政務に当たることを宣言した。同時に、江戸を西の京(京都)にたいする東の都(東京)に定めた。・・・(音読:岡本由季

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産経抄

2014.10.21

【産経抄】10月21日(音読:塚本美也子)

きのう80歳の誕生日を迎えた皇后さまは平成14年、単身でスイスを訪問されている。児童図書の国際大会へのご出席が目的だった。開会式で述べられた英語の祝辞は、大きな反響を呼んだ。・・・(音読:塚本美也子

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2014.10.20

【産経抄】10月20日(音読:峰田雅葉)

日本のパイロット第1号は、水戸の徳川家の一族に生まれた徳川好敏(よしとし)である。飛行機の操縦は、陸軍の工兵大尉時代に、フランスの飛行学校で学んだ。・・・(音読:峰田雅葉

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2014.10.19

【産経抄】10月19日(音読:根岸麻衣子)

作家の阿川弘之さんは、末のご子息と『論語』の素読に凝った時期がある。夕飯前に差し向かいで「子(し)曰(いわ)ク、学ビテ時ニ之ヲ習フ、亦(また)説(よろこ)バシカラズヤ」の一節を、暗記するまで繰り返す。ご子息がそらんじるようになれば、翌日は次の一節という具合に。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.10.18

【産経抄】10月18日(音読:岡本由季)

すべての災いには、原因がある。いま世上をにぎわせている慰安婦問題のタネをまいたのが、「済州島で200人の若い朝鮮人女性を狩り出した」といった吉田清治氏が語った嘘八百を大々的に報じた朝日新聞であるのは、疑いようがない。・・・(音読:岡本由季

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2014.10.17

【SankeiBiz】防災缶詰、名前は想定津波高(高知)

リポーター:貞岡美樹(高知放送出身)

南海地震の津波高が全国最大の34㍍と想定された高知県黒潮町。町では、その「34m」をブランド名とした防災缶詰の製造販売を始めました。同町は震災時には、その立地から孤立することも考えられ、「備え」も兼ねた事業です。第三セクターの黒潮町缶詰製作所が製造販売しているのは「カツオとキノコのトマト煮」(90g、税込み410円)「とりどり旨煮豆のトマト煮」(100g税込み302円)。缶に詰めた後・・・(続きはSankeiBiz記事にて)

※局アナnetの会員が毎週火曜日に週替わりで連載している、フジサンケイビジネスアイのコラム「特選!ふるさと元気の素」記事と関連動画をご紹介しています。

産経抄

2014.10.17

【産経抄】10月17日(音読:塚本美也子)

「私の顔を見たくなければ、早く成立させてほしい」。3年前、当時の菅直人首相が、退陣を受け入れる条件に挙げるほど執心したのが、再生エネルギー特別措置法案だった。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.10.16

【産経抄】10月16日(音読:根岸麻衣子)

20世紀初めのニューヨークで、新聞によって魔女に仕立てられた女性がいた。アイルランド移民のメアリ・マロンである。料理が得意だったため、裕福な家庭から引っ張りだこだった。・・・(音読:根岸麻衣子

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産経抄

2014.10.15

【産経抄】10月15日(音読:塚本美也子)

今年8月に訃報が届いた中央大学名誉教授の木田元(げん)さんが、東北大学哲学科に入学したのは、21歳のときだ。ドイツの哲学者、ハイデッガーの『存在と時間』を読みたい一心だった。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2014.10.13

【産経抄】10月13日(音読:岡本由季)

東京オリンピックをはじめ、東海道新幹線、日本武道館と、このところ、「50年」の話題が相次いでいる。一部の野球ファンが待望している、こんな50年がらみのイベントをご存じだろうか。・・・(音読:岡本由季

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産経抄

2014.10.12

【産経抄】10月12日(音読:峰田雅葉)

「この世はすばらしい。戦う価値がある」。こう言い放ったのはアーネスト・ヘミングウェーだった。自ら戦地に赴き、命を的に数多の名作を世に出した。いわば硬骨の作家も、最期は銃弾に伏している。自殺とも愛用銃の暴発ともいわれるが、一発の銃声に筆を折られた史実は消えない。・・・(音読:峰田雅葉

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