
産経抄
先週土曜日付の小紙に掲載された2枚の写真は、歳月の重みを残酷なまでに映し出す。東京都板橋区にある「高島平団地」の同じ場所を撮影したものだ。・・・(音読:塚本美也子)
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SankeiBizピックアップトーク
アイデアとは何かの拍子に像を結ぶものらしい。フランスの哲学者デカルトはある日、部屋の中でハエの羽音を聞いた。見れば天井と2つの壁に囲まれたひと隅を、忙しく飛び回っている。X軸、Y軸、Z軸の図が浮かんだのはそのときだという。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
野党第一党と第三党の合流という政治のダイナミズムが発揮される局面なのに、どうにも盛り上がらない。それもそのはず、20、21両日実施の産経新聞社とFNNの合同世論調査では、民主党と維新の党合流に「期待しない」との声が63・1%にも上っていた。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
シャープの創業者、早川徳次さんを主人公にした、芝居が、昭和49年に上演されている。『遠い星』という題名だった。当時80歳のご本人は、「恥ずかしい」と照れていた。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
子供の名前には、命名者である親の夢や願いが込められている。会社の名前も同じだろう。「かっぱえびせん」の「カルビー」は、もともと「松尾糧食工業」だった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
2013年に亡くなったマーガレット・サッチャー氏については、英国の偉大な首相として評価が定まっている。ただしスコットランドでは、「鉄の女」の評判は必ずしもよくない。・・・(音読:塚本美也子)
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SankeiBizピックアップトーク
京都・山科の山林で、旅の途中の若夫婦が盗賊に襲われる。現場には、夫の死体だけが残されていた。一体、誰が殺したのか。盗賊と妻、そして夫の死霊も、巫女(みこ)の口を通して語っている。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
ベストセラーの法則を知りたい。出版関係者なら、誰もが抱く願望だろう。ただし、ベストセラーにならない法則なら、すでに存在している。たとえば、難解な本は売れない。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
五感の中でも味覚で察する季節ほど、旬を逃して心残りなものはない。とりわけ滋味に富む冬の食材は、舌の肥やしになる。舌鼓は打てるときに打っておきたいが、不作や不漁の知らせだけはどうにもならない。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
俗に、驚きあきれて一瞬、固まってしまうことを「目が点になる」という。19日の朝日新聞朝刊で「本社、外務省に申し入れ」という記事を読み、それを体感した。外務省の杉山晋輔外務審議官が16日に国連欧州本部で、慰安婦の強制連行説をようやく否定した件に関してである。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
男子テニス界に君臨するノバク・ジョコビッチ選手は、セルビア・ベオグラード出身である。内戦下に少年期を送ったジョコビッチ選手に、両親は常に言い聞かせてきた。「世界ナンバーワンの選手になって、セルビア人の名誉を取り戻すのだ」。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
オーストリアのザルツブルクは、モーツァルトの生誕地として知られる。楽聖の音楽をよみがえらせようと、1920年に始まったのが、ザルツブルク音楽祭である。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
アメリカ西海岸のサンディエゴ市郊外で、めった刺しにされた死体が見つかった。本ばかり読んでいる、人の恨みを買うはずのない女性が、なぜ殺されたのか。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水(いずみ)市の出水平野から、ツルの群れの飛び去る姿が目立ってきた。繁殖地の中国東北部やシベリアへ向かう、「北帰行」が始まったのだ。来季は再び、親子で仲良くエサをついばむ、ほほえましい光景を見せてくれるだろう。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
〈へぼ将棋王より飛車をかわいがり〉と古川柳にある。飛車は盤面の縦横ににらみが利く。使い勝手がよい-と重宝するあまり、肝心の王将が丸裸になっていた。道理をわきまえぬ素人考えを、蔑(さげす)んだ一句である。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
新聞やテレビがよく指摘される問題の一つが、対象によって適用する基準を変える二重基準の手法だ。同じことをしても、Aならば問題視せず、Bだったら危険視したり、激しく非難したりする。業界の悪癖である。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
「東大に入る頭脳を持ちながらひとりを指して〈死ね〉と言ふなり」。若手歌人のアンソロジー『桜前線開架宣言』(山田航(わたる)編著、左右社)で、恐ろしい歌を見つけた。作者の大松達知(おおまつ・たつはる)さんは、英語教員だという。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
2000年5月、当時のブレア英首相のシェリー夫人は、4人目の子供となる男児を出産した。首相在任中の赤ちゃん誕生は、1848年のラッセル首相以来、152年ぶりの慶事である。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「国際制裁を強化されると分かっているのになぜ北朝鮮は核・ミサイル実験を繰り返すのか」。なるほど、多くの日本人が抱く疑問である。昨日の正論欄で、福井県立大学教授の島田洋一氏は、問いの「前提自体が事実に即していない」と書いていた。制裁は実のところ、抜け穴だらけだというのだ。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
2400人以上の人が亡くなった台湾大地震は、1999年9月21日未明に発生した。当時の李登輝総統は、夜が明けるとすぐに現場に急行する。夕方、台北の総統府に戻るまで、各地で悲惨な状況を確認し、救助に全力をあげるよう指示した。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
「泰平の眠りを覚ます上喜撰(じょうきせん) たつた四杯で夜も眠れず」。幕末に詠まれた狂歌は、日本史の教科書にも載っている。「上喜撰」とは宇治の高級茶のこと。浦賀沖に現れた米国の蒸気船に掛けている。つまり4隻の黒船来航だけで、慌てふためく幕府を皮肉ったものだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
米国セントルイスで行われた1904年の五輪に挿話がある。マラソンの米国代表、フレッド・ローツは20キロ過ぎでリタイアし、通りすがりの車に拾われゴールに向かった。残り8キロで車が故障すると、ローツは駆け出し先頭でテープを切っている。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
憲法学者の約7割が、自衛隊は違憲または違憲の恐れがあると判断しているという。この問題が国会で取り上げられ、安倍晋三首相は憲法改正によって「(そんな)状況をなくすべきではないかという考え方もある」と指摘した。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
テレビの釣り番組では、なぜか最終日に大物が釣れる。街歩きの番組では、アポイントなしで訪ねたはずの店で、待ってましたとばかりに店主が対応する。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
「ロックの帝王」エルビス・プレスリーといえば、反逆児のイメージが強い。もっとも、アメリカ文化にくわしい前田絢子(あやこ)さんによると、同時に「生真面目で礼儀正しく信仰深い田舎青年」だった(『エルヴィス、最後のアメリカン・ヒーロー』)。若者のドラッグ文化にも実は否定的だった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
米中西部のアイオワ州といえばまず、青空の下、見渡す限りに広がるトウモロコシ畑が思い浮かぶ。日本でも大ヒットした映画『フィールド・オブ・ドリームス』は、畑にできた野球場で、大リーグの伝説の選手たちがよみがえる物語だった。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
米国のミステリー作家、エドワード・D・ホックは、多くの人気キャラクターを生み出した。プロの泥棒であるニック・ヴェルヴェットもその一人である。依頼を受ければ、報酬2万ドルでどんな困難な仕事もやってのける。ただし、稀少(きしょう)な初版本や現金、宝石など、ありきたりの盗みはお断りだ。価値のないもの、あるいは、誰も盗もうとはしないものに限るという、奇妙な流儀を貫いている(『怪盗ニック全仕事』創元推理文庫)。・・・(音読:佐藤友紀)
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SankeiBizピックアップトーク
水は0度以下になると氷になる。しかし、温度がゆっくり下がっていくと、氷点下でもある程度まで液体のままでいられる。このような「過冷却」と呼ばれる状態になった雨のしずくが、何かにぶつかるなど刺激を受けた瞬間に、凍り付く。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
面目が邪魔立てをして、喉の奥に引っ込めた愚痴は誰にもあろう。独り酒では胃に流し込めない、感情のささくれも大人にはある。〈そんな頼りなく、もどかしく、切ないものが、ある日、人の胸の底にはある〉。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
英国の作家、ジェフリー・アーチャー氏(75)ほど、浮き沈みの激しい人生は、世界でもまれであろう。29歳で下院議員に当選したものの、投資詐欺にひっかかって全財産を失い、辞職する。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
英国の作家、ジェフリー・アーチャー氏(75)ほど、浮き沈みの激しい人生は、世界でもまれであろう。29歳で下院議員に当選したものの、投資詐欺にひっかかって全財産を失い、辞職する。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
人間の脳と同じように、いやそれ以上の知的な作業をコンピューターに行わせる。人工知能研究の第一人者だった、マービン・ミンスキーさん(88)の訃報が、米国から届いた。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
『大きな駄々っ子』。評論家、大宅壮一氏の夫人、昌さんが、40年間の結婚生活を綴った本の題名である。今や、元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)を表現するのに、これほどふさわしい言葉はない。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
昭和37年11月、当時の皇太子ご夫妻は、フィリピンのマニラ国際空港に到着された。大統領官邸のマラカニアン宮殿までのパレードには、2、3メートルおきに完全武装兵が立つ、厳重な警戒態勢が敷かれた。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
「相撲が国技だなんて、小さい、小さい。ユーラシアにまたがる数千キロの空間と、十数世紀におよぶ時間が背後に横たわっているのが見えないか」。作家の宮本徳蔵さんは、『力士漂泊』のあとがきに書いている。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
すぐれた推理小説は3つの要点を押さえているという。一見、明白に誰が犯人か分かる。同時にどうも犯人ではないとにおわせる。読み進めるほど「その男が殺せるわけがない」と読者に思い込ませることだ、と。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
一見、無味乾燥に思える政府演説も、気をつけて聴くと時の政権の本音がちりばめられていて、案外おもしろい。第2次安倍晋三内閣が発足して今回までの4回の施政方針演説をみると、安倍政権の韓国観の変遷がうかがえる。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
「臆病者と言われる勇気をもて」。日本航空第2代社長、松尾静磨(しずま)の名言を実践したパイロットがいる。昭和41年3月、ハワイから羽田上空に来ていた日航機の機長は、悪天候に不安を感じて着陸をあきらめた。カナダの旅客機が空港で炎上したのは、その1時間後である。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
テレビ時代劇「遠山の金さん」の見せ場は、なんと言ってもお白州の場面である。桜吹雪の入れ墨を見せて、悪党どもに引導を渡す・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
テニスのトップ選手、キングとツァラプキンは、親友であり、最大のライバルでもあった。ウィンブルドン決勝で当たった2人の壮絶な試合は、最終セットにもつれ込む。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
宗次(むねつぐ)徳二さんと直美さん夫婦の波瀾(はらん)万丈の物語は、テレビドラマに十分なりうる。名古屋市内に開いた喫茶店が始まりだった。直美さん手製のカレーが評判を呼び、カレー専門店の出店を決意する。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
「台湾人に生まれた悲哀」。台湾の李登輝元総統の名文句は、平成6(1994)年に行われた、司馬遼太郎氏との対談で生まれた。当時、台湾はもちろん、中国大陸でも、発言の真意をめぐって、大きな波紋が広がったものだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
三好達治が『檸檬忌(れもんき)』という詩につづっている。交わりの深かった梶井基次郎の死を、受け入れるのに4年かかったと。〈さうしてやつと/君がこの世を去つたのだとこの頃私は納得した〉。「檸檬忌」は、昭和7年春に病没した梶井の命日である。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
本当のことを言うのは存外難しい。たとえそれが事実だろうと、時と場所を選ばずに口にすると、物事を台無しにしかねない場合がある。国家間にぎすぎすとした感情的対立を生みやすい歴史問題などは、その代表例だろう。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
英国中部のリバプールで、ビートルズの初代マネジャーに会ったことがある。「最初に与えた仕事だって? コーヒーハウスの女性用トイレの壁塗りだよ。美術学校に通っていたジョン(・レノン)の絵はひどかったけどね」。無名時代の若者の逸話を語ってくれたものだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
夢はときに遠方で起こったことを教える。「夢知らせ」という。南極・昭和基地に15頭の犬を残し、帰国した第1次越冬隊員の北村泰一さんが語っていた。「夢の中で基地に行ったとき、とにかく、犬が二頭生きていた」と。昭和33年のことである。・・・(音読:佐藤友紀)
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産経抄
「船が長崎の港内に入ったとき、竜馬は胸のおどるような思いをおさえかね、『長崎は、わしの希望じゃ』と、陸奥陽之助にいった。『やがては日本回天の足場になる』ともいった」(『竜馬がゆく』司馬遼太郎著)。・・・(音読:辻留奈)
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産経抄
ドイツ人のイメージといえば、真面目、勤勉、現実的といった言葉が思い浮かぶ。ところが長く読売新聞のベルリン特派員を務めた三好範英(のりひで)さんは、「夢見る人」と表現する。現実を直視するより、目的や夢を先行させる傾向が、強いというのだ(『ドイツリスク』光文社新書)。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
漫画家の水木しげるさんが、昨年11月に93歳の天寿を全うする半年前のことだ。本人も存在を忘れていた、原稿用紙38枚ほどの手記が偶然見つかった。昭和17年、当時20歳だった水木さんが、徴兵検査を受けた直後に書いたものらしい。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
道楽三昧の学生が、郷里の親にせがんだ。〈カネオクレタノム〉。父からの返電は、あらぬ方角を向いていた。〈ダレガクレタカノムナ〉。息子の電報を、父は読み違えたとみえる。「金をくれた、飲む」と。外山滋比古さんのコラムから引いた。・・・(音読:佐藤友紀)
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