
産経抄
昭和62年4月、島倉千代子さんは福岡の病院に緊急入院した美空ひばりさんを見舞った。会ってもらえるか不安だったが「とにかく行かなきゃ」と、かけつけたのだという。案に相違して、ひばりさんは「お千代よく来たわね」と明るく迎えてくれた。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
土日の朝は、かつてほどではないにせよ、デジカメを抱えた少年や元少年で、上野駅はちょっとしたにぎわいをみせる。お目当ては、前日に札幌や青森をたち、夜通し走り続けてきた「北斗星」や「あけぼの」といったブルートレイン(寝台列車)である。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
「僕の知り合いの中華料理のマネージャーが、京都の古い料亭の女将(おかみ)に言われたんだって。『あんた、よう憶(おぼ)えときなはれや。屏風(びょうぶ)と食べ物屋は広げたら倒れるで』って」。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
夏目漱石といえば、作品のなかにしばしば名画を登場させ、自ら絵筆を握った美術通としても知られる。小欄も、英国の風景画家、ターナーの名前を『坊っちゃん』で知った。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
今ではほとんど使われなくなったが、「むくりこくり」という言葉があった。「蒙古高句麗」がなまったのだという。例えばぐずっている子供を「むくりこくりが来るぞ」と脅して泣きやます。鬼など怖いものの代名詞ともなっていたようだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
古典落語に『酢豆腐』という演目がある。上方落語では、『ちりとてちん』だ。町内の若い衆に食通とおだてられた若旦那は、腐った豆腐を食べさせられる。「これなんて物でござんす?」と聞かれた若旦那、「これは酢豆腐でしょう」と、ありもしない料理名をひねり出す。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
昨年、オバマ米大統領の一般教書演説に、特別ゲストとして招かれ話題となったのが、藤田浩之さんだ。オハイオ州で2006年に設立した医療機器メーカーは、「フォーブス」誌によって、米国で最も有望な企業20社にも選ばれている。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
明治42年に書かれた田山花袋の『田舎教師』に「天長節」のお祝いが描かれている。言うまでもなく天皇誕生日で、明治時代は11月3日だった。舞台は埼玉県の「田舎」の小学校である。先生と生徒たちが登校、村長や父兄も集まってくる。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
開いた口が塞がらないとは、このことである。といっても秋の園遊会で、山本太郎参院議員が、天皇陛下に福島第1原発事故の被害を訴える手紙を渡した“事件”の話ではない。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
「球が止まって見える」。打撃の極意についてあまりに有名な「伝説」を持つ川上哲治さんは、意外にも「テキサスの哲」と呼ばれた時期がある。内野手と外野手の間にポトリと落ちる、テキサスヒットが多かったからだ。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
トルコ最大の都市、イスタンブールは、1600年にわたって、東西の文明が交錯する都市として栄えてきた。町を東西に分けるだけでなく、アジアとヨーロッパを隔ててきたのがボスポラス海峡だ。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
近代中国で最も有名な写真がある。1949年10月1日、毛沢東主席が中華人民共和国の建国を宣言している一枚だ。所は北平改め北京の天安門の楼上である。毛沢東は古い大きなマイクの前に立ち「中央人民政府は今日成立した」と言い切った。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
世の中を騒がせた事件の裏には、別の真実がある。そんな「陰謀説」のなかでも、もっとも有名かつ根強いのが、1997年のダイアナ元英皇太子妃の死にまつわる謎だろう。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
小紙「朝の詩」の寄稿者からベストセラー詩人となった柴田トヨさんの作品には、早くからプロも注目していた。先日訃報が届いたやなせたかしさんも、その一人だった。詩集が出るとすぐ、小紙に書評を寄せただけではない。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
テレビのバラエティー番組で、定番の企画のひとつである。味にうるさいと評判の芸能人が、目隠しして、味見をする。ウン万円の高級食材と数百円の安物が出されて、見事に安物の方がおいしい、と断言するのが、ご愛嬌(あいきょう)だ。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
仕事で立食パーティーに出かけ、初対面の人と名刺を交換するのは、幾つになっても気が重い。気性も好みもわからぬ人間と、共通の話題があろうはずもなく、いただいた名刺に書かれた職業について聞くのが習い性になっている。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
コンペとは、コンペティション(競争)の略であり、主に建築家が設計を競い合うときに使われる。日本を代表する存在の安藤忠雄さんでさえ、『連戦連敗』と題する著書があるほど、負け続けた経験をもつ。・・・(音読:塚本美也子)
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テレビのバラエティー番組で、定番の企画のひとつである。味にうるさいと評判の芸能人が、目隠しして、味見をする。ウン万円の高級食材と数百円の安物が出されて、見事に安物の方がおいしい、と断言するのが、ご愛嬌(あいきょう)だ。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
元NHKアナウンサー、志村正順さんは「スポーツ放送の神様」といわれるほど、名実況で知られた。だが最初にその名を高めたのは野球でも相撲でもなかった。昭和18年10月21日、明治神宮外苑競技場で行われた出陣学徒壮行会の実況中継だった。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
「あなたの頭脳と私の肉体を受け継ぐ赤ちゃんができたら、どんなにすばらしいでしょう」。美貌のダンサー、イサドラ・ダンカンの求愛の言葉に、皮肉屋で知られる劇作家、バーナード・ショーは、こう切り返した。「私の貧弱な肉体とあなたの頭脳をもった子供だったら悲惨でしょう」。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
いつもご利用いただきありがとうございます。
10月22日(火)~27日(日)の6日間、「産経抄」の音読コンテンツの掲載をお休みさせていただきます。
お休みさせていただいた期間の音声ファイルについては、28日(月)にまとめて掲載いたします。
ご了承いただきますようお願いいたします。
産経抄
1912年に沈没した豪華客船、タイタニック号では、乗客を落ち着かせるために、楽団が最後まで演奏を続けたという。その時使われたバイオリンがこのほど競売に掛けられ、90万ポンド(約1億4000万円)で落札されたと、外電が伝えていた。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
紅衛兵は中国の文化大革命にとって欠かせない存在だった。毛沢東思想に踊らされるまま、実権派と呼ばれる政治家や共鳴する文化人らをつるし上げる。ときにはリンチを加え、権力闘争の片棒を担いだ。精神的に未熟なだけに、恐るべき若者集団だった。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
NHK紅白歌合戦の司会者がきのう発表された。つい何日か前まであれほど暑かったのに、もうそんな季節になった。紅白といえば、八代亜紀の「舟唄」を連想する抄子より一回り上の世代にとって、紅組の常連といえば島倉千代子だった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
「何をか言わんやだ」。本紙が入手した元慰安婦報告書についてインタビューに応じた元官房副長官、石原信雄氏はこの言葉を繰り返した。報告書をもとに慰安婦募集の強制性を認める「河野談話」をまとめた一人として、忸怩(じくじ)たる思いがしたようだ。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
50歳ごろまでのやなせたかしさんは、肩書こそ「漫画家」だったものの、仕事の9割は漫画とは直接関係がなかった。たとえば、女優の宮城まり子さんへのインタビューを頼まれる。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「オリエント急行」誕生のきっかけとなったのは、一人のベルギー人青年の失恋だった。名家の長男として生まれたジョルジュ・ナゲルマケールスは、心の痛手を癒やすために、米国を旅行する。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
土瓶蒸しといえば、マツタケにエビや魚、三つ葉などを加えた具だくさんの吸い物といったイメージが強い。ところが、明治の文豪、幸田露伴の家では違った。土瓶の底にウナギのかば焼きを敷き、その上にマツタケを入れる。上から酒で薄めたたれをかけて火にかけ、マツタケだけを食べるのだという。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
タンスにしまっていた半袖シャツをあわてて引っ張り出して電車に乗った。東京は連日の暑さで、きのうは最高31・3度を記録し、「最も遅い真夏日」を更新した。亀戸ではあまりの暖かさに咲き出した桜もあったとか。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
司馬遼太郎氏の『義経』によれば、源義朝の九男、牛若丸は16歳で元服し「大人」となった。鞍馬山を抜け出し、奥州に向かう途中の宿でだった。本来なら大々的に行われる元服だが、孤独な牛若丸は自らの手で髪を切り、名を九郎義経と改めた。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
中島みゆきさん作詞、作曲の「うらみ・ます」は、一度聞いたら、忘れられない曲だ。♪うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
スーパーで買い物をして、6020円の勘定だったとする。一万円札に20円を足して、4000円のおつりをもらう。日本人としては、ごく普通の行動だろう。外国では違うらしい。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
明治38(1905)年、日本は韓国を「保護国」とした。外交と軍事の権限を日本が握ったのだ。むろん武力を背景にしていたとはいえ「第2次日韓協約」を結び、合法的に認めさせた。弱肉強食の当時にあっては、普通のことでもあった。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
恥ずかしながら、小学生のころ、逆上がりが苦手だった。いつ、どのようにできるようになったのか覚えていない。詩人の殿岡秀秋さん(63)には、小学2年の、その瞬間の記憶がはっきり残っているらしい。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
暴力団がどれほど恐ろしい存在か、実際に戦った人にしかわからない。昨年77歳で亡くなるまで、「暴力団被害者の会」の会長を務めていた堀江ひとみさんは、その一人だった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
明日からシーズンを迎えるノーベル賞の報道で、平和賞だけはいささか厄介である。その性格上、政治的な色彩が強く、受賞者が決まるたびに論議を呼ぶからだ。世界中どころか、受賞者が出た国でも全面的に歓迎されるケースは少ない。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
米議会で長時間の演説をして合法的に議事妨害することを「フィリバスター」という。戦前の名作「スミス都へ行く」で、傀儡(かいらい)議員に仕立て上げられたジェームス・スチュワート演じるスミス青年は、ダム建設にまつわる不正に気付き、建設阻止のため上院で24時間以上演説し続けた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
2年前の3月11日、東日本大震災が発生したとき、河西(現中村)昌枝さんは、ジャーナリストの吉井妙子さんと、東京都内のホテルで昼食を取っていた。突き上げるような揺れに突然襲われ、多くの客がパニックを起こすなか、河西さんは顔色ひとつ変えなかったという。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「正義感といえば、娘のそれは凄(すさ)まじいばかりのものがあり、時にはそばにいて、たじたじとなることが何度もあった」。2年前、77歳で世を去った俳優の児玉清さんが、エッセーに書いている。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
安倍晋三首相が消費税率を来年4月から3%引き上げ、8%とすることを正式表明した。安定的な社会保障財源の確保と財政健全化に向け、確かな一歩を踏み出した意義は大きい。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
室町時代末期、日本を訪れたポルトガルの宣教師たちは、堺の町を「東洋のベニス」とたたえた。豪商たちが合議によって行政を決める、当時としては奇跡のような自治都市だった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
歴史家の山本博文さんによると、江戸時代の武士は、「現在ならどうということもないことで切腹に追い込まれた」(『切腹』光文社新書)。たとえば、会津藩の財政窮迫を打開するよう命じられた藩士の長井九八郎の場合がそれにあたる。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
自国の大統領や首相が無能だというのは最高の「国家機密」であり、決して漏らしてはならない。国際的なジョークの定番といっていい。機密といってもその程度のもの、国民はとっくの昔に知っている。そんな皮肉も込められているのである。・・・(音読:峰田雅葉)
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「あまロス」なる言葉がはやっているという。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の放送終了による喪失感をいうそうだが、夜勤明けでも録画では満足いかず、毎朝見ていた抄子も来週から朝起きる自信がない。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
昭和50年に65歳で亡くなった三菱化成工業(現三菱化学)会長の篠島秀雄さんは、秀才の代名詞のような人物だった。東大法学部を人より3年早く卒業し、54歳の若さで社長になった。サミュエル・ウルマンの詩『青春』を世に広めた人でもある。・・・(音読:峰田雅葉)
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作家、国木田独歩は24歳のとき北海道への移住を決意し、土地を選ぶため空知(そらち)川の沿岸に行く。明治28年9月のことである。空知川は石狩川の支流ながら北海道中央部を流れる大河だ。独歩は後にその様子を短編『空知川の岸辺』に書いている。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
「ホワイトデー 二倍返しで 財布カラ」。かつて小紙にこんな川柳が載っていた。バレンタインデーにチョコレートを贈ってくれた女性から、倍の値段のプレゼントをねだられたらしい。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
「千の風になって」は、平成18年の紅白歌合戦で、テノール歌手の秋川雅史さんが熱唱したのを機に、大ヒットした。当初は石材業者から、反発の声が上がったという。そこ、つまりお墓に「私はいません」と歌詞にあるからだ。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
次郎の乳母、お浜の一家は学校の移転・新築により校番の職と住まいを失う。やむなく村を離れ、新たな仕事場を求め、炭鉱の町へ去っていく。言うまでもなく下村湖人の『次郎物語』の一場面である。どうやら、九州地方の炭鉱のようだ。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
会議の最中に主宰者が、突然「辞めます」と言って書類をまとめてさっさと出て行ってしまった。出席者は、あっけにとられて見守るだけ、という安手のドラマのようなシーンが埼玉県教育委員会で実際にあった。・・・(音読:峰田雅葉)
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