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NEW! 2019.9.20

【産経抄】9月20日(音読:加藤亜衣子)

いよいよ、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会が開幕する。観戦の助けにと、刊行されたばかりの『ラグビーの世界史』(白水社)をひもといた。19世紀の初め頃、イングランドのパブリックスクール「ラグビー校」で誕生した。やがて、世界に広がる大英帝国の植民地に伝播(でんぱ)していく。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2019.9.19

【産経抄】9月19日(音読:鈴木春花)

ソロモン諸島は、日本からはるか6000キロも離れた南太平洋の島嶼(とうしょ)国である。南部のガダルカナル島にある、首都ホニアラの国際空港が玄関口となる。もともと日本軍が昭和17年7月に上陸して建設した飛行場だった。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2019.9.18

【産経抄】9月18日(音読:峰田雅葉)

「ドローン」(無人機)とは、英語で雄バチを意味する。飛行の際のブーンという音に由来する。空撮や荷物の配達、農薬の散布など、世界中で実用化が進んでいる。とはいえ、もともと軍事目的で開発された技術だ。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2019.9.17

【産経抄】9月17日(音読:塚本美也子)

昭和43年9月18日、熾烈(しれつ)な優勝争いを繰り広げていた巨人と阪神の一戦で、「事件」は起こった。阪神のエース、ジーン・バッキー投手の厳しい内角球に対して、王貞治選手はマウンドに歩み寄って抗議した。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2019.9.16

【産経抄】9月16日(音読:加藤亜衣子)

日本で初めてのマラソン大会は、神戸-大阪間で開催された。明治42(1909)年に大阪毎日新聞(毎日新聞の前身)が主催した「マラソン大競走」である。きっかけは、大阪毎日の関係者が観戦した前年のロンドン五輪のマラソンだった。小柄な日本人向きの競技だと気づき、選手の育成を思い立った・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2019.9.15

【産経抄】9月15日(音読:鈴木春花)

中空(なかぞら)の月が風情を帯びる季節は、長雨や台風と重なることが多い。作家で俳人の久保田万太郎は〈月哀(かな)しわれから雲をくぐるとき〉と詠んだ。いわゆる中秋無月に嘆息した句として、お天気博士の倉嶋厚さんが『季節よもやま辞典』で触れている。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2019.9.14

【産経抄】9月14日(音読:塚本美也子)

任期制自衛官も失業保険に入れない。公務員宿舎削減で緊急参集要員住宅が確保できない。頻繁に異動があるのに引っ越し費用は半額自己負担-。ジャーナリスト、小笠原理恵氏の新著『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』を読むと、今さらながらに自衛隊の隠忍に頭が下がる。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2019.9.13

【産経抄】9月13日(音読:峰田雅葉)

ニューヨークは何度も停電に悩まされてきた。今年7月にも変電所の火災が原因となり、エレベーターに閉じ込められる人が続出した。ブロードウェーの公演も中止になり、ミュージカルの出演者は路上に舞台を移して聴衆を楽しませていた。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2019.9.12

【産経抄】9月12日(音読:加藤亜衣子)

安倍晋三首相が今年8月に抜くまで、戦後最長の政権を維持したのは、首相の大叔父にあたる佐藤栄作元首相である。内閣改造を6回行った佐藤は、「議員名鑑」を常に手元に置いていたといわれ、「人事の佐藤」とたたえられた。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2019.9.11

【産経抄】9月11日(音読:鈴木春花)

日産自動車の西川(さいかわ)広人社長の突然の辞任表明は、フランスでも大きく報じられた。日産と連合を組むルノーの本社があるだけに、当然である。フィガロ紙は、「ブルータスが辞任した」などと報じたそうだ。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2019.9.10

【産経抄】9月10日(音読:塚本美也子)

刑務所暮らしのつらさの一つは、読み物がないことだという。3度の服役経験のある安部譲二さんは、どこの刑務所でも木工場で働いていた。棚には、インテリアの専門誌『室内』のバックナンバーが並んでいた。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2019.9.8

【産経抄】9月8日(音読:峰田雅葉)

歌人の俵万智さんに、わが子の命名を詠んだ一首がある。〈とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ〉。三十一文字の向こうに、命名の筆を持つ親の震えを見るようで、鼻がつんとなる。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2019.9.7

【産経抄】9月7日(音読:塚本美也子)

安倍晋三首相が11日に行う内閣改造と自民党役員人事をめぐり、政界の楽屋雀(すずめ)は誰がどのポストを射止めるかだの狙いはどうだのとかまびすしい。自身の栄達や利害に直結するだけに、与党議員の話題はほとんどそれ一色である。その陰に隠れているが、ふとあれはどうしたのかと気になった。・・・(音読:塚本美也子

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2019.9.6

【産経抄】9月6日(音読:鈴木春花)

早くから55歳で「隠居」すると決めていた。兵庫県姫路市出身のドイツ文学者の池内紀(おさむ)さんは、小学4年で父を亡くした。高校1年の時、大学を出たばかりの兄が、勤務先で事故死する。生活が苦しい中、池内さんと弟の宇宙物理学者の了(さとる)さんを大学に送りだしてくれた母も50代で亡くなっている。・・・(音読:鈴木春花

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2019.9.5

【産経抄】9月5日(音読:塚本美也子)

ボリス・ジョンソン英首相は、オックスフォード大で古典学を専攻した。もちろん、文豪シェークスピアにも造詣が深い。自身が主役となった前回の与党保守党党首選の政争劇は、まさにシェークスピア劇さながらの展開をみせた。・・・(音読:塚本美也子

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2019.9.4

【産経抄】9月4日(音読:峰田雅葉)

以前あるイベントで仕事を手伝った女性から昨日、電話で突然の報告を受けた。「私、おすし屋さんになります」。東京都内で、出版などを手がける会社の社長、白形(しらかた)知津江さん(46)である。・・・(音読:峰田雅葉

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2019.9.3

【産経抄】9月3日(音読:塚本美也子)

ロシア出身のマリア・シャラポワ選手は、テニスの2004年ウィンブルドン女子シングルス決勝で、女王セリーナ・ウィリアムズ選手を破って初優勝を果たした。17歳の若さだった。・・・(音読:塚本美也子

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2019.9.2

【産経抄】9月2日(音読:鈴木春花)

「たっぷりの大根おろしとともに脂の乗ったサンマの塩焼きを久しぶりに堪能した」。昨年9月初旬のコラムに書いている。7月の初セリでは過去最高値がつくほど水揚げが少なかったが、8月下旬になって北海道沖で漁獲が回復していた・・・(音読:鈴木春花

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2019.9.1

【産経抄】9月1日(音読:峰田雅葉)

戦後を振り返る令和の夏も過ぎ、もう9月だが国柄や戦史にちなんだ小話のクイズを同僚から聞いた。最強の軍隊を組織するなら指揮官や参謀など、どの国から招くか。将軍は米国、参謀はドイツ、兵士は日本から。では、最弱の布陣は?・・・(音読:峰田雅葉

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2019.8.31

【産経抄】8月31日(音読:加藤亜衣子)

蟹(かに)は、甲羅に似せて穴を掘るという。人の行いや考えは、身の丈に合ったものになるとの意味のことわざである。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、29日の臨時閣議で展開した激しい日本批判を見て連想した。文氏はあろうことかこう訴えていた。「日本は正直でなければならない」。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.30

【産経抄】8月30日(音読:鈴木春花)

隠せばいいというものではない。公立小中高校の入学式や卒業式では、かつて国旗掲揚や国歌斉唱に激しい反対運動があり、正面に掲揚するはずの日の丸をできるだけ目立たないところに隠すように掲げ、「掲揚」したことにする学校もあった。・・・(音読:鈴木春花

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2019.8.29

【産経抄】8月29日(音読:塚本美也子)

舞台は第二次大戦下のアフリカ・ケニアである。主人公のワタルは現地で貿易商を営む父と奥地に向かう途中、別れ別れとなった。マサイの大酋長(しゅうちょう)ゼガの力を借りて苦難の旅を続けるワタルは果たして、父と再会し日本に帰れるのか。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.28

【産経抄】8月28日(音読:峰田雅葉)

韓国大統領府の民情首席秘書官といえば、政府高官の監視など強い権限を持つ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2年前の就任時、検察出身者が就任するのが慣例だったポストに、ソウル大教授の法学者、チョ国(グク)氏を抜擢(ばってき)した。・・・(音読:峰田雅葉

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2019.8.27

【産経抄】8月27日(音読:鈴木春花)

いかにも世界最大の熱帯雨林アマゾンを有する、南米ブラジルらしい演出だった。3年前のリオデジャネイロ五輪の開会式である。約1万人の選手は入場の際に植物の種が渡され、行進中に大地に見立てた箱の中の鉢に植えた。・・・(音読:鈴木春花

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2019.8.26

【産経抄】8月26日(音読:加藤亜衣子)

郊外に越して何が良かったかといえば、駅まで歩いているだけで、季節の移ろいが肌で感じられることだ。ご近所に田んぼが結構、残っているのもうれしい。ほんの少し前までひょろひょろだった青苗が、灼熱(しゃくねつ)の太陽を浴びてぐんぐん丈を伸ばし、いつの間にか穂をつけていた。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.25

【産経抄】8月25日(音読:塚本美也子)

落語の名人、三遊亭円朝が東京・早稲田の大隈重信邸に呼ばれた。一席披露した後、盃(さかずき)を勧めてくる人がいた。主賓の伊藤博文である。「恐れ多い」とためらう円朝に隣の客がささやいた。「受け給(たま)え。実は、この席では君が一番エライんだぞ」。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.24

【産経抄】8月24日(音読:峰田雅葉)

13世紀、ドイツ北部・ハーメルンに現れた男は、笛を吹き鳴らして集まった子供たち130人をどこかに連れ去り、二度と戻らなかった。グリム童話にも登場するハーメルンの笛吹き男の伝承である。21世紀の現在、韓国民5000万人が、西側自由主義圏から連れて行かれようとしている。・・・(音読:峰田雅葉

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2019.8.23

【産経抄】8月23日(音読:塚本美也子)

まもなく新学期。学校でのいじめに苦しんでいる子供は、このまま夏休みが終わらなければいい、と切に願うそうだ。「放射能がうつる」。東京電力福島第1原発事故の直後には、避難先で心ない言葉を浴びせられた子供たちがいた。同じように原発事故を材料にして、国家ぐるみで日本に嫌がらせを続けているのが韓国である。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.22

【産経抄】8月22日(音読:加藤亜衣子)

歌手の三波春夫さんは、酒、たばこ、賭け事にまったく縁がなかった。地方公演に出ても、舞台を終えるとまっすぐ旅館に帰って、読書に励む。そんな三波さんも、カジノで遊んだことがある。ロサンゼルスで公演した際、ラスベガスに足を延ばした。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.21

【産経抄】8月21日(音読:峰田雅葉)

植村直己さんが、氷に閉ざされたグリーンランドの西海岸をただ一人犬ぞりを駆って3千キロを踏破したのは、昭和48(1973)年だった。実は現在では不可能な冒険だという。コースの一部が流氷になるなど、氷が安定しなくなったからだ。植村さんの著書『極北に駆ける』(文春文庫)の解説で、現地に長く暮らす大島育雄さんが指摘していた。・・・(音読:峰田雅葉

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2019.8.20

【産経抄】8月20日(音読:鈴木春花)

米カリフォルニア州の高速道路で、ノロノロ運転の大型トラックを追い抜いた。中年セールスマン、デヴィッド・マンの災難はささいな出来事から始まる。大型トラックは、なぜか執拗(しつよう)にマンの車を追いかけてくる。やがて命がけのカーチェイスとなった。・・・(音読:鈴木春花

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2019.8.19

【産経抄】8月19日(音読:塚本美也子)

百本のろうそくを立て参加者が怪談を語り終える度に消していく。全て消えると…。「百物語(ひゃくものがたり)」は俳句の季語にもなっているという(『絶滅寸前季語辞典』夏井いつき著、ちくま文庫)。暦の上では立秋もとうに過ぎ、「夏」の季語を持ち出すと怒られそうだが、酷暑が続き納涼話にも頼りたくなる。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.18

【産経抄】8月18日(音読:加藤亜衣子)

まなざしにはお国柄が出る。英国人は相手の話を理解すると、目を見つめてまばたきする。米国人は目を合わさず、代わりに相づちを打って同意する。英国人と米国人の会話はそれゆえ、往々にしてかみ合わない。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.17

【産経抄】8月17日(音読:塚本美也子)

片思いは切ない。一途(いちず)であればあるほど、滑稽に映ることもある。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、日本統治からの解放を記念する光復節での演説で北朝鮮に改めて求愛した。「経済協力が速度を上げ、平和経済が始まれば、いつの日か自然と、統一が現実のものになるはずだ」(16日付読売新聞朝刊)。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.16

【産経抄】8月16日(音読:鈴木春花)

冷戦期、米国と旧ソ連は宇宙開発で、熾烈(しれつ)な争いを繰り広げていた。常に先手を取っていたのは、ソ連である。1957年に世界初の人工衛星を打ち上げる。61年には、ガガーリン飛行士が初の宇宙飛行に成功した。・・・(音読:鈴木春花

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2019.8.15

【産経抄】8月15日(音読:加藤亜衣子)

今年も『孫たちへの証言』(新風書房)が送られてきた。昭和63年に創刊された戦争体験の記録集も第32集となる。ずっと編集してきた福山琢磨さんは平成の終幕とともに、若手にバトンタッチするはずだった。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.14

【産経抄】8月14日(音読:塚本美也子)

蒸し暑い夜、ほろ酔い気分で地下鉄を降り、階段をのぼって大通りに出てみると車一台走らず、人っ子一人歩いていない。おかしい。酔っ払って乗り過ごしたかなぁ、と地図を見ようとスマホを取り出そうとしたとき、ドォーン、ヒューンと、耳をつんざく金属音が続けざまに鳴り響いた。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.12

【産経抄】8月12日(音読:峰田雅葉)

弁護士の三井義広さんが、男に果物ナイフで背中を刺されたのは白昼、客でにぎわう喫茶店の中だった。傷は肺まで達したが、からくも死は免れた。100キロを超える巨漢だった三井さんは、医師に皮下脂肪の厚さのおかげと言われた。・・・(音読:峰田雅葉

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2019.8.11

【産経抄】8月11日(音読:鈴木春花)

「山」という単語は、フランス語では女性名詞として扱われる。東京帝大仏文科に学んだ太宰治は、女性をもてなすような筆致で山を描いた。郷里青森で随一の高さを誇る岩木山を、小説『津軽』で賛美している。・・・(音読:鈴木春花

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お知らせ

2019.8.11

お盆休み中の掲載お休みのお知らせ

いつも「産経抄」音読記事を御覧いただき、ありがとうございます。

本サイトの8月11日(日)~8月16日(金)付の「産経抄」音読記事は掲載をお休みし、

8月17日(土)朝にまとめて公開させていただきます。

※産経新聞サイトの「産経抄」は通常通り更新されます。

恐れ入りますが、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

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2019.8.10

【産経抄】8月10日(音読:塚本美也子)

日本列島を酷暑が襲う最中、事態はさらに過熱している。愛知県の国際芸術祭の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題は、マスコミやインターネットでさまざまな論点をめぐり論争を巻き起こしたほか、首長同士の非難の応酬にも飛び火した。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.9

【産経抄】8月9日(音読:加藤亜衣子)

日本語特有のあいまいさを含んだ言葉の一つに、「善処します」がある。1969年の日米首脳会談で、ニクソン米大統領から繊維の輸出規制を迫られた佐藤栄作首相が、この言葉を使ったとされる。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.8

【産経抄】8月8日(音読:塚本美也子)

何をコラムのテーマにするのか決まらず、頭を抱えていた昨日の午後、驚きのニュースが飛び込んできた。自民党の小泉進次郎衆院議員(38)とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん(41)の結婚である。・・・(音読:塚本美也子

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2019.8.7

【産経抄】8月7日(音読:峰田雅葉)

米南部テキサス州のエルパソといえば、映画ファンなら「夕陽のガンマン」(1965年)を思い出すだろう。哀愁漂う口笛のメロディーから始まる、西部劇の名作である。脱獄囚を追う、凄腕(すごうで)の賞金稼ぎを演じるクリント・イーストウッドさんはひたすらかっこよかった。・・・(音読:峰田雅葉

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2019.8.6

【産経抄】8月6日(音読:加藤亜衣子)

「もし『笑顔』という競技があれば、彼女たちは表彰台のトップに立つだろう」。英国の新聞からこうたたえられたのが、カーリング女子の日本チーム、LS北見である。「キープスマイル」を合言葉とし、昨年の平昌(ピョンチャン)五輪で銅メダルを獲得している。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.5

【産経抄】8月5日(音読:鈴木春花)

残念ながら、地元紙の神戸新聞と小紙しか報じなかった。神戸市須磨区のデパートで7月下旬に予定されていた自衛隊の車両を展示するイベントが、中止に追い込まれたニュースである。ある女性団体は、短文投稿サイト「ツイッター」に「朗報」と書き込み、物議を醸していた。・・・(音読:鈴木春花

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2019.8.4

【産経抄】8月4日(音読:加藤亜衣子)

太宰治の短編『トカトントン』は、書き出しの意外さが忘れ難い。〈拝啓。一つだけ教えて下さい。困っているのです〉。実際に届いた読者の手紙から、想を練った作品だという。文豪の豊かな遊び心と着想の妙に、一読して嘆息した覚えがある。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.3

【産経抄】8月3日(音読:鈴木春花)

「徴用工問題は、日韓請求権協定の対象に入っている」。平成26年、趙世暎(チョ・セヨン)・元韓国外務省東北アジア局長は小欄の取材に明言し、こうも強調した。「韓国が行政として外国と結んだ条約の責任がある。それは貫くべきだ」。その趙氏は現在、外務省第1次官の要職を務めている。・・・(音読:鈴木春花

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2019.8.1

【産経抄】8月1日(音読:加藤亜衣子)

明治の初めに、わが国の近代郵便制度を作り上げた前島密(ひそか)は、漢字廃止論者だった。文明開化にとって、漢字は邪魔になると考えたからだ。自ら、仮名ばかりで書かれた新聞も発行している。・・・(音読:加藤亜衣子

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2019.8.1

【産経抄】8月2日(音読:塚本美也子)

多くの関所があった江戸時代、旅行は厳しく制限されていたイメージが強い。実は抜け道があって、庶民は旅を大いに楽しんだ。なかでも人気を呼んだのは、伊勢参りである。当時の人口比で20人に1人が伊勢参宮を行った、との推測値さえある(『江戸の旅文化』神崎宣武(のりたけ)著)。・・・(音読:塚本美也子

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