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NEW! 2020.8.7

【産経抄】8月7日(音読:塚本美也子)

コロナ禍は、福島第1原発事故後の「低線量被ばく問題」と重なる部分がある。東京大学病院准教授の中川恵一さんが、日経新聞のコラムで指摘していた。放射性物質による影響は、予想以上に軽微だった。一方で避難生活が続く人たちを対象にした調査では、糖尿病などの病気が明らかに増えていた。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2020.8.6

【産経抄】8月6日(音読:鈴木春花)

こんな珍妙な出来事をほとんどの新聞はまだ取り上げていない。4日の記者会見での河野太郎防衛相と東京新聞記者とのかみ合わないやりとりである。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2020.8.5

【産経抄】8月5日(音読:峰田雅葉)

上皇さまが譲位の意向を示された際、参考にすべき先行例の一つとなったのが、スペイン王室である。2014年にフアン・カルロス1世が生前退位して、フェリペ6世が王位を継承した。とはいえ日本の皇室とは、まったく事情が違う。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2020.8.4

【産経抄】8月4日(音読:加藤亜衣子)

平成29年の春場所千秋楽。横綱稀勢の里は、横綱日馬富士との取組で肩を強打して左腕がほとんど使えない状態だった。単独トップの大関照ノ富士が、圧倒的に有利である。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2020.8.3

【産経抄】8月3日(音読:塚本美也子)

「静かに孤独な時間を過ごすことは、人としての強さにもつながると思うのです」。コロナ禍により萎縮を迫られる日々をどう乗り切るか。今年3月、小紙の記者が福島市在住の詩人、和合亮一さんにインタビューして、返ってきた言葉である。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2020.8.2

【産経抄】8月2日(音読:峰田雅葉)

寺内貫太郎は目方が人の倍もある石材店の主人、山盛りのざるを前に言う。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2020.8.1

【産経抄】8月1日(音読:加藤亜衣子)

台湾の李登輝元総統は日本にとって、「日台関係の礎を築いた」(安倍晋三首相)特別な存在だった。それとともに、中国と国内親中派の普段は目立たない策動を可視化する探照灯の役割も果たしていた。李氏が退任後、来日しようとするたびに、彼らが慌てふためき大騒ぎするのである。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2020.7.31

【産経抄】7月31日(音読:塚本美也子)

世界では毎日、15億人あまりの人々が食事道具として箸を使っているそうだ。伝説によれば、最初に箸を常用したのは、中国最古の王朝、夏(か)の開祖とされる禹(う)だった。食事を早く済まそうと、小枝を折って作った。洪水にすばやく対処するためだ(『箸はすごい』エドワード・ワン著)。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2020.7.30

【産経抄】7月30日(音読:鈴木春花)

松尾芭蕉が山形県大石田町を訪れたのは、元禄2(1689)年の夏である。当地で詠んだ句は、「五月雨(さみだれ)を集めて涼し最上川」。『おくのほそ道』を編纂(へんさん)する際に「涼し」を「早し」に置き換える。最上川の川下りを経験して、流れの「早さ」を実感したからだといわれる。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2020.7.29

【産経抄】7月29日(音読:峰田雅葉)

ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の第2部が今月から始まった。平成25年に放映された第1部は、「倍返し」の流行語を生むなど人気を呼んだ。とりわけ反響の大きかったのは最終回、半沢の宿敵である大和田による土下座のシーンである。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2020.7.28

【産経抄】7月28日(音読:加藤亜衣子)

作家で医師の久坂部羊(くさかべ・よう)さんのエッセー『ブラック・ジャックは遠かった』(新潮文庫)は、大阪大学での医学生時代を描いている。ブラック・ジャックとはもちろん、異端の天才外科医を主人公とする、手塚治虫さんの傑作漫画だ。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2020.7.27

【産経抄】7月27日(音読:塚本美也子)

ダラダラしているうちに4連休が終わってしまった、とお嘆きになっている皆さんも多いのではなかろうか。帝都の女帝サマに「不要不急の外出は控えるように」と命じられ、しぶしぶ従った忠良な都民である抄子もその一人である。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2020.7.26

【産経抄】7月26日(音読:鈴木春花)

作家の遠藤周作は、言葉に対する美的感覚の鋭い人だった。「ぶざま」「死にざま」という言葉は許しても、「生きざま」が大手を振ることに不快感を隠そうとしなかった。「そんな言葉は美しくないからだ」と。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2020.7.25

【産経抄】7月25日(音読:加藤亜衣子)

「新たな専制国家」。ポンペオ米国務長官は23日の演説で中国をこう呼び、習近平国家主席を名指しで非難した。「破綻した全体主義思想を心から信じている」。自由主義陣営が団結し、不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である中国共産党と対峙(たいじ)しようとの呼びかけである。米中関係は風雲急を告げる。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.7.24

【産経抄】7月24日(音読:塚本美也子)

日の丸をモチーフにした衣装を身に着けたダンサーは、ブラジルの日系移民を表現していた。リオデジャネイロ五輪の開会式が行われた2016年8月5日の夜である。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.23

【産経抄】7月23日(音読:鈴木春花)

「一九九九年七の月、空より来るだろう、恐怖の大王が、アンゴルモアの大王を甦(よみがえ)らせる…」。16世紀のフランスの占星術師、ノストラダムスの『予言書』にある有名な四行詩である。宗教研究家の竹下節子さんの訳で紹介する。・・・(音読:鈴木春花

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2020.7.22

【産経抄】7月22日(音読:峰田雅葉)

「東北(おくすけ)と関西(にしまえ)では、学生が自分の下駄(げた)ひとつ探すにも風儀が違っている。オクスケは黙って、じっと見て探している…ニシマエの特にせっかちな人と来ると、ろくに探しても見ないで『番頭はん、私の下駄が無くなった。どうしたんや』」。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.7.21

【産経抄】7月21日(音読:加藤亜衣子)

「ヘッヘッヘ…うなとなぞは、あたくしまた久しくあれにはお目にかかりません…ぜひお供を」。たいこもちの一八がウナギをおごってもらうつもりが、反対に勘定を押し付けられる。落語の『鰻(うなぎ)の幇間(たいこ)』である。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.7.20

【産経抄】7月20日(音読:塚本美也子)

同僚には推理小説(ミステリー)のファンが多い。仕事柄、謎を解く魅力は忘れ難くても、現実には解けない謎が多いからだろうか。そんな同僚から「これは本当に面白い」と薦められた。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.19

【産経抄】7月19日(音読:鈴木春花)

「ひふみん」こと将棋の加藤一二三九段が昔日の対局で長考した。序盤も序盤の6手目である。何をそんなに。相手は首を傾(かし)げた。加藤九段、後に真面目な顔で語ったという。「気力が充実するのを待っていた」。・・・(音読:鈴木春花

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2020.7.18

【産経抄】7月18日(音読:加藤亜衣子)

新型コロナウイルス感染拡大に関して、菅義偉(すが・よしひで)官房長官が11日の講演で用いた「東京問題」との言葉は、社会に瞬く間に浸透した。政府が観光支援事業「Go To トラベル」から、東京都発着の旅行を割引対象外としたのも、東京都の感染者(陽性反応者)増が著しいからである。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.7.17

【産経抄】7月17日(音読:峰田雅葉)

本日の紙面は将棋の高校生棋士、藤井聡太新棋聖(17)のニュースで持ち切りであろう。なにしろ史上最年少でのタイトル獲得である。ただコラムではあえて「最高齢」を話題にしたい。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.7.16

【産経抄】7月16日(音読:塚本美也子)

16世紀末のロンドンは、ペストが大流行していた。映画「恋におちたシェイクスピア」は、12週間にわたる劇場閉鎖が解除された場面から始まる。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.15

【産経抄】7月15日(音読:峰田雅葉)

1950年6月25日、北朝鮮の奇襲で朝鮮戦争は始まった。虚をつかれた韓国軍は、ひたすら敗走を続ける。ついには、釜山を要として南北120キロ、東西150キロの地域に立てこもった。いわゆる「釜山円陣」の崩れをかろうじて防いだのが、後に「白将軍」と呼ばれる白善●(ペク・ソニョプ)陸軍第1師団長である。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.7.14

【産経抄】7月14日(音読:鈴木春花)

歌壇の大御所である岡井隆さんは、かつて寺山修司さんや塚本邦雄さんらとともに「前衛短歌運動の旗手」と呼ばれていた。前衛短歌は、写実を旨としてきた伝統的な短歌に対して、虚構を持ち込み政治や社会をも大胆に詠むのが特徴とされる。・・・(音読:鈴木春花

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2020.7.12

【産経抄】7月12日(音読:塚本美也子)

雨や風のあるなしは、農村や漁村の暮らし向きを左右した。例えば、三重県には「節の西風、雨でそろ」のことわざがある。「節」は田植えの時期で、その頃に吹く西風は雨をもたらす使者として喜ばれたという。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.11

【産経抄】7月11日(音読:塚本美也子)

ジャーナリストの櫻井よしこさんが「異形の大国」と呼ぶ中国に、日本はどう向き合うべきか。8日は自民党外交部会が中国の習近平国家主席の国賓来日中止を求める対中非難決議を、10日には超党派の保守系議員による日本会議国会議員懇談会が、同趣旨の声明を菅義偉官房長官に手渡した。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.10

【産経抄】7月10日(音読:鈴木春花)

東京都大田区の1DKのマンションの一室は、出口がソファでふさがれ密室状態だった。3歳の梯稀華(かけはし・のあ)ちゃんは、脱水症状と飢えによって死亡したとみられる。意識が薄れるなかで、脳裏に浮かんだのはどんな光景だったろう。・・・(音読:鈴木春花

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2020.7.9

【産経抄】7月9日(音読:峰田雅葉)

音楽をかけて軽口をたたきながら手術を行う。主人公のジャックは、陽気なエリート外科医だが、患者の気持ちに寄り添うタイプではない。ある日、声帯のがんを宣告され、自分の病院で治療を受けることになる。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.7.8

【産経抄】7月8日(音読:塚本美也子)

利根川の堤防の法面(のりめん)には、春になると黄色い菜の花が見事に咲き誇る。実は治水という面からいえば、大変な厄介者だという。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.7

【産経抄】7月7日(音読:加藤亜衣子)

小池百合子東京都知事(67)の名前が世間に知られるようになるのは、24歳の時である。エジプト大統領夫人の来日が決まり、そのエスコート役に決まったのだ。日本人女性として、初めてカイロ大卒業を果たした、との触れ込みだった。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.7.6

【産経抄】7月6日(音読:鈴木春花)

肥後熊本藩の初代藩主、加藤清正といえば、朝鮮半島でのトラ退治で知られ、勇猛果敢な武将のイメージが強い。もっとも、肥後に入国してからは、熊本城の築城のほか、領内各地の河川改修や新田開発に情熱を傾けた。現在も熊本の人たちに、「清正公(せいしょこ)さん」と敬愛される所以(ゆえん)である。・・・(音読:鈴木春花

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2020.7.5

【産経抄】7月5日(音読:峰田雅葉)

日清戦争に敗れた中国清朝は、下関条約の中で日本への台湾割譲を約した。その際、交渉の全権を担った李鴻章がこう言い捨てたとされる。「台湾は、鳥語らず、花香らず…瘴癘(しょうれい)(疫病)の地。割くも可なりだ」。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.7.4

【産経抄】7月4日(音読:鈴木春花)

民主主義国と、そうでない国との二極化が進行している。「世界がばらばらになっている間隙(かんげき)を縫って、中国が影響力を拡大している」。外務省幹部が語るように、新型コロナウイルス感染症の発生源である中国は、コロナ禍による各国の混乱に乗じて覇権を握る狙いなのか。・・・(音読:鈴木春花

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2020.7.3

【産経抄】7月3日(音読:塚本美也子)

「ヤー・チャイカ」。ラジオを通じて世界中に流れた。声の主は、世界初の女性宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコワさんである。ソ連の宇宙船、ボストーク6号は、1963年6月16日に打ち上げられた。・・・(音読:塚本美也子

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2020.7.2

【産経抄】7月2日(音読:加藤亜衣子)

養子先の家業を大いに盛り上げ、49歳で隠居して江戸に出た。伊能忠敬(ただたか)が第二の人生で挑んだのは、日本地図の作製である。55歳から17年にわたって全国を測量行脚して、約440種類のいわゆる伊能図を残した。縮尺によって、大図、中図、小図に分けられる。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.7.1

【産経抄】7月1日(音読:峰田雅葉)

英国統治時代の香港総督は代々外交官出身者が任命されてきた。ところが中国への返還を5年後に控えた1992年、英国はまったく違うタイプの人物を「最後の総督」に選んだ。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.6.30

【産経抄】6月30日(音読:鈴木春花)

作家の向田邦子さんが「勝負服」と題したエッセーを書いている。勝負服とは、競馬の騎手がレースで着用するものだ。締め切りが迫ると猛烈なスピードで原稿をこなす向田さんは、自らを騎手になぞらえていた。・・・(音読:鈴木春花

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2020.6.29

【産経抄】6月29日(音読:塚本美也子)

季節柄仕方ないとはいえ、鬱陶しい日々が続く。ことに今年は、いつもの曇り空が、より灰色にみえる。こういうときこそテレワークの出番である。と、書きたいところだが、家に閉じこもっていては一行も書けないのが、昭和入社組の辛(つら)いところ。・・・(音読:塚本美也子

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2020.6.28

【産経抄】6月28日(音読:加藤亜衣子)

トイレットペーパーのロールを手で押して、形を三角に変えてみる。3分の1回転する度、手にはロールから心地よい振動が伝わってくる。元の形と比べて、紙の使用量は三角形の方が約3割も少なかったという。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.6.27

【産経抄】6月27日(音読:塚本美也子)

マスコミがしばしば使う言い回しに、「~となりそうだ」「~が予想される」の類いがある。事態の推移に関する見通しを示すものだが、自戒を込めていえば臆測や願望にすぎない場合も多い。6日付小欄で取り上げた麻生太郎財務相の発言に対する報道も、その一つだったのではないか。・・・(音読:塚本美也子

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2020.6.26

【産経抄】6月26日(音読:峰田雅葉)

「こんにちは」。22歳で中国から来日した時、聞き取れた唯一の日本語だった。それから21年後の平成20年、楊逸(ヤン・イー)さんは芥川賞を受賞する。中国人として、いや日本語を母語としない作家で初めての受賞とあって大きな話題となった。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.6.25

【産経抄】6月25日(音読:塚本美也子)

何でも望みをかなえよう。神様が申し出たらどうするか。トランプ米大統領だったら、迷うことなく秋の大統領選での再選を願うだろう。ギリシャ神話のミダス王は、欲にかられてとんでもない褒美を所望した。手の触れるものがすべて黄金に変わってしまう魔法である。喜びもつかの間、食べ物まで黄金になって、空腹に音を上げる。・・・(音読:塚本美也子

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2020.6.23

【産経抄】6月23日(音読:鈴木春花)

巻き寿司やバッテラ、マグロの握り…。大皿に盛られた寿司のカラー写真は、いかにも食欲を誘われる。「諸君は孤立され最早(もはや)援護補給の道はない。食料は大方なくなり、日々に餓死の運命に合ふのみである…」。裏面では、日本軍に降伏を呼び掛けていた。・・・(音読:鈴木春花

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2020.6.22

【産経抄】6月22日(音読:峰田雅葉)

書店の参考書コーナーをのぞくと、旺文社の大学受験雑誌「蛍雪時代」が並んでいた。7月号の特集は「合格する人 落ちる人の特徴」というストレートな見出しが目を引き、思わず購入してしまった。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.6.21

【産経抄】6月21日(音読:塚本美也子)

復員した健太郎は、投手としてプロ入りを目指している。入団テストの登板日に、鳴り物を持ち込み応援してもいいか。そう願い出る友人たちを、健太郎はやんわりと制した。「球場は静かな方がいいんです」。井上ひさしさんの舞台『闇に咲く花』である。・・・(音読:塚本美也子

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2020.6.20

【産経抄】6月20日(音読:加藤亜衣子)

公選法違反(買収)容疑で前法相夫妻が東京地検特捜部に逮捕されたことで、またぞろ安倍晋三首相の任命責任を問う声が出ているが、抄子はこの宮内庁による人選の方が解せない。兵庫県立大の五百旗頭(いおきべ)真理事長が、天皇陛下の相談役である宮内庁参与に就いた件である。・・・(音読:加藤亜衣子

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2020.6.19

【産経抄】6月19日(音読:鈴木春花)

昭和の名棋士、藤沢秀行さんといえば、酒、ギャンブル、女性関係なんでもござれの豪快な生き方で知られた。囲碁を通じて政界にも交友関係を広げていた。なかでも親しかったのが、ロッキード事件で田中角栄元首相の逮捕を許可した稲葉修元法相だった。・・・(音読:鈴木春花

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2020.6.18

【産経抄】6月18日(音読:峰田雅葉)

北朝鮮のいら立ちは一体どこへ向かうのだろう。開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破して、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領による宥和(ゆうわ)政策を踏みにじった。経済協力の象徴だった開城工業団地と金剛山(クムガンサン)観光地に軍を展開する、とも表明している。・・・(音読:峰田雅葉

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2020.6.17

【産経抄】6月17日(音読:塚本美也子)

米南部の主要都市アトランタは、かつて南北戦争の激戦地となった。マーガレット・ミッチェルによる世界的ベストセラー『風と共に去りぬ』の舞台としても知られる。1939年に公開されたビビアン・リー主演の映画も大ヒットした。・・・(音読:塚本美也子

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