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NEW! 2017.10.23

【産経抄】10月23日(音読:峰田雅葉)

衆院選の投票日を前に知人が頭を抱えていた。「1人は失言癖、1人は不行跡を週刊誌に報じられ、1人は新党にすがった国替え組だ。どうする」と。「国難突破」を託す政権選択選挙とはいえ、有権者が何を投票のよりどころとするかは悩ましい。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2017.10.22

【産経抄】10月22日(音読:鈴木春花)

衆院選の投票日を前に知人が頭を抱えていた。「1人は失言癖、1人は不行跡を週刊誌に報じられ、1人は新党にすがった国替え組だ。どうする」と。「国難突破」を託す政権選択選挙とはいえ、有権者が何を投票のよりどころとするかは悩ましい。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2017.10.21

【産経抄】10月21日(音読:峰田雅葉)

「人のふり見てわがふり直せ」というが、他紙を読むことを通じ、自らを省みることが多々ある。15日付毎日新聞の社説「フェイクは民主制を壊す」はこう書いていた。「報道機関には社会の土台となる正確な情報を提供する責務がある」。なるほどもっともだ。心したい。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2017.10.20

【産経抄】10月20日(音読:加藤亜衣子)

「おひざ送り願います」。一度使ってみたかった。「席を少しつめてください」という意味で、かつて普通に使われた東京弁の一つである。復活がかなえば、満員の通勤電車内のギスギスした雰囲気も随分変わってくるだろう。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2017.10.19

【産経抄】10月19日(音読:鈴木春花)

日本の新聞記者でよかった、と思わずにはいられない。地中海の島国マルタで、地元の女性記者が殺害された。車に爆弾を仕掛けるという残虐な犯行である。彼女は「タックスヘイブン」(租税回避地)をめぐる「パナマ文書」の報道に携わり、政治家の不正資金疑惑を追及していた。マルタとはどれほど恐ろしい国か。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2017.10.18

【産経抄】10月18日(音読:加藤亜衣子)

ロンドンで1936年に開かれた競売に、17世紀の英国の科学者、ニュートンの手書き原稿が大量に出品された。落札したのは、ケンブリッジ大学で後輩に当たる経済学者のケインズである。・・・(音読:加藤亜衣子

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NEW! 2017.10.17

【産経抄】10月17日(音読:鈴木春花)

詩人の井川博年(いかわひろとし)さんは、ケーキ店で慣れないアルバイトをする娘さんの様子を見に行った。濃い口紅が似合っていない。ケーキを包みながら、お客に「アリガトウゴザイマス」という姿もぎこちない。・・・(音読:鈴木春花

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NEW! 2017.10.16

【産経抄】10月16日(音読:峰田雅葉)

「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」「望外の結果です」。今をときめく将棋の中学生棋士、藤井聡太四段は、対局後のインタビューで使う難しい言葉も話題になった。小学生の頃から毎日、学校から帰ると新聞に目を通していたそうだ。なるほど、圧倒的な語彙(ごい)力にも納得がいく。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2017.10.15

【産経抄】10月15日(音読:塚本美也子)

幼い頃に生き別れた母を捜し、博徒の忠太郎は江戸に出た。▼母とおぼしき人の消息を知る老女は言う。「子供のことなんか忘れているよ」。すげない言葉に忠太郎が色をなす。「たとい何十年経(た)ったとて生みの親だあ、子じゃあねえか、体中に一杯ある血は、双方ともにおんなじなんだ。そんなことがあるものか」。長谷川伸の戯曲『瞼(まぶた)の母』である。血は水よりも濃いという。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2017.10.14

【産経抄】10月14日(音読:峰田雅葉)

希望の党、立憲民主党、無所属、民進党残留組と4分裂した民進党が、衆院選後に再結集する動きがはや顕在化してきた。「選挙が終わったら、民進党を大きな軸としてしっかり結集し…」。民進党の小川敏夫参院議員会長が公言すれば、立民党の枝野幸男代表も民進党との連携に意欲を示した。何のための新党だったのか。・・・(音読:峰田雅葉

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NEW! 2017.10.13

【産経抄】10月13日(音読:塚本美也子)

神戸製鋼所という会社は、良きにつけ悪(あ)しきにつけ世間を騒がせてきた。「良きニュース」といえば、なんといってもラグビー部が打ち立てた金字塔である。日本ラグビー史上屈指のスター選手、平尾誠二さんの下、日本選手権で新日鉄釜石と並ぶ7連覇を達成した。・・・(音読:塚本美也子

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NEW! 2017.10.12

【産経抄】10月12日(音読:五十嵐裕美)

「ごく普通」の中学1年の男子生徒が、遅刻を注意されカッとなって、女性教師にナイフを向けた。栃木県内の公立中学で平成10年に起きた教師刺殺事件は、社会に衝撃を与えた。その後も全国で少年によるナイフ事件が続発する。・・・(音読:五十嵐裕美

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NEW! 2017.10.11

【産経抄】10月11日(音読:峰田雅葉)

さぞかし無念であろう。東京・新橋演舞場で公演中、左腕を骨折する重傷を負った、歌舞伎俳優、市川猿之助さんの心中を察する。主演と演出を兼ねる「スーパー歌舞伎II(セカンド) ワンピース」は、初日を迎えたばかりだった。2年前の初演は、奇想天外な演出が大反響を呼んだ。今回はさらに工夫を重ねた自信作である。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.10.9

【産経抄】10月9日(音読:塚本美也子)

スペイン・カタルーニャ自治州の州都に本拠地を置くサッカーチーム、バルサ(FCバルセロナの通称)は、世界屈指の人気を誇る。地元での試合では、キックオフから17分14秒たつと、サポーターが一斉に「独立!」と叫ぶ。・・・(音読:塚本美也子

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2017.10.8

【産経抄】10月8日(音読:鈴木春花)

16世紀のイングランドを治めたヘンリー8世は、生涯に6人の妻を持った。1人目を離縁し、2人目に無実の罪を着せて斬首したのは、世継ぎをなさなかったことが背景にあるという。横暴苛烈を極めた人だった。・・・(音読:鈴木春花

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2017.10.7

【産経抄】10月7日(音読:峰田雅葉)

「原発ゼロ」「企業団体献金ゼロ」「電柱ゼロ」…。希望の党の小池百合子代表(東京都知事)が6日発表した衆院選公約を眺めていて、ひと際目を引いたのが「花粉症ゼロ」である。さすがにゼロは実現不可能だとしても、つらい症状が緩和されるのであれば心底ありがたい。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.10.6

【産経抄】10月6日(音読:塚本美也子)

〈大き骨は 先生ならむそのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり〉。作者の正田篠枝(しょうだ・しのえ)さんは、自らも広島で被爆している。昭和20年8月6日、広島上空で原子爆弾が炸裂(さくれつ)した。生徒たちは恐怖のあまり、先生にしがみついたのだろう。・・・(音読:塚本美也子

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2017.10.5

【産経抄】10月5日(音読:五十嵐裕美)

安倍晋三首相は平成18年9月に行った所信表明演説の中で、物理学者、アインシュタイン博士の言葉を引用している。「日本人が本来もっていた、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにいてほしい」。・・・(音読:五十嵐裕美

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2017.10.4

【産経抄】10月4日(音読:峰田雅葉)

ラスベガスを語るのに欠かせないのが、「バグジー」(虫けら)のあだ名を持つギャング、ベンジャミン・シーゲルである。1940年代、ニューヨークのマフィアから送り込まれた小さな田舎町に、大きな可能性を見いだした。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.10.3

【産経抄】10月3日(音読:塚本美也子)

物理学者の湯川秀樹が昭和24(1949)年に、日本人として初めてノーベル賞を受賞したことは誰もが知っている。ただそれ以前にも、血清療法を創始した北里柴三郎や黄熱病の研究で知られる野口英世ら、候補に挙がった日本人も少なくない。・・・(音読:塚本美也子

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2017.10.2

【産経抄】10月2日(音読:鈴木春花)

「サンケイよ、お前もかと、がっかりしております」。東京都世田谷区に住む河村俊郎さん(93)から、お叱りの手紙をいただいた。先月、ミャンマーのイスラム教少数民族、ロヒンギャ族について書いたコラムに対してである。・・・(音読:鈴木春花

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2017.10.1

【産経抄】10月1日(音読:峰田雅葉)

においには形がない分、漢字の使い分けに悩まされることが多い。鼻をくすぐれば「匂い」になり、鼻を突けば「臭い」になる。サンマを焼いて辺りに漂うのは「匂い」だろう。元から断ちたいのは「臭い」である。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.30

【産経抄】9月30日(音読:塚本美也子)

「むちゃくちゃでごじゃりまするがな」。テレビ黎明(れいめい)期に一世を風靡(ふうび)した漫才師、花菱アチャコさんのセリフが頭に浮かんだ。衆院解散と同時に民進党も事実上解散し、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」へと雪崩を打ったドタバタ劇は、テンポのよい掛け合い漫才のようでもある。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.29

【産経抄】9月29日(音読:鈴木春花)

中学2年の1学期の終業式の日。学校から帰ると、自宅マンションのドアには「差し押さえ」と書かれたテープが貼られていた。やがて父親が帰ってきて宣言する。・・・(音読:鈴木春花

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2017.9.28

【産経抄】9月28日(音読:五十嵐裕美)

「二足のワラジを履く」とは、単に一人で2つの職業を兼ねる、という意味ではない。たとえば、江戸時代にばくち打ちが十手(じって)をあずかるような、2つの職業が両立しない場合を指す。・・・(音読:五十嵐裕美

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2017.9.27

【産経抄】9月27日(音読:峰田雅葉)

江戸幕府の軍艦「咸臨丸」が太平洋を横断して米サンフランシスコに到着したのは、1860年である。「着くやいなや土地の重立(おもだ)ったる人々は船まで来て祝意を表し、これを歓迎の始めとして、陸上の見物人は黒山の如(ごと)し」。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.26

【産経抄】9月26日(音読:塚本美也子)

歴史の解説書としては異例のベストセラーとなった『応仁の乱』(中公新書)を遅まきながら読んだ。学生時代は、「人(1)の世むな(467)し」と語呂合わせで覚えた大乱は、全国の諸大名が東西両軍に分かれて争われた。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.25

【産経抄】9月25日(音読:鈴木春花)

女優の竹下景子さんは、昭和48年にNHKで放映された少年ドラマのマドンナ役を務めた。お下げ髪のかれんな姿は、一人の高校生の心をわしづかみにした。高校生は十何年たって父となり、2人目の娘に「景子」と命名した。・・・(音読:鈴木春花

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2017.9.24

【産経抄】9月24日(音読:五十嵐裕美)

東京都内の女性からお便りが届いた。「現代若者の日本語が気になってしようがない」と文字が憂いを含んでいる。とりわけ、妙にへりくだった言葉遣いが耳に障るという。「決定させていただきました」「感じさせていただいてます」などなど。・・・(音読:五十嵐裕美

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2017.9.23

【産経抄】9月23日(音読:塚本美也子)

まるで漫才のギャグのようなセリフだといえば、不謹慎だろうか。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が21日、初めて直々に発表した対米非難声明のことである。「史上最高の超強硬対応措置の断行」とここまで読むと勇ましい限りだが、この後「を慎重に考慮する」と続く。尻つぼみぶりに焦慮がにじむ。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.22

【産経抄】9月22日(音読:峰田雅葉)

電話をすべきか。「熱いフライパンの上に座っているような気分だった」。それから30年後、旧ソ連の退役軍人のスタニスラフ・ペトロフ氏は、英BBC放送の取材に語っている。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.21

【産経抄】9月21日(音読:五十嵐裕美)

パキスタンで女子教育の権利を訴えていたマララ・ユスフザイさんは2012年10月、イスラム武装勢力に銃撃される。「テロリストは私の希望を砕こうとしたが、誰も私の行動を止めることはできない」。・・・(音読:五十嵐裕美

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2017.9.20

【産経抄】9月20日(音読:鈴木春花)

裸の少女が焼き殺されている。すでに殺された別の少女の手首や足首は鎖につながれていた。ベトナム各地に残る慰霊碑に描かれた壁画である。北岡俊明さんと北岡正敏さんが現地で撮影し、雑誌「正論」の平成26年7月号のグラビアで紹介していた。・・・(音読:鈴木春花

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2017.9.19

【産経抄】9月19日(音読:塚本美也子)

新潟県長岡市に住む読者から、今月刊行したばかりの著作が送られてきた。山本甲一の筆名で書いた『剣道大臣』(島津書房)である。主人公の笹森順造は教育者として、明治時代に青森県で最初に開校した私学校、東奥義塾の塾長や青山学院長を歴任する。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.19

【産経抄】9月18日(音読:峰田雅葉)

サンゴ礁が隆起してできた沖縄の島々には、ガマと呼ばれる鍾乳洞が数多く見られる。読谷(よみたん)村にあるチビチリガマもその一つだった。浅い谷の底にあり、流れ込む川の水の行き先が分からないことから、「チビチリ(尻切れ)」と名付けられた。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.19

【産経抄】9月17日(音読:五十嵐裕美)

空に散らばる星の運勢を人が背負わされているかどうかは知らない。19世紀後半のフランスの詩人、ベルレーヌはすね者だったらしく、自身を「不幸な星」の下に生まれた子供だと決めつけていた。言われなき罪を押しつけられたのが土星である。・・・(音読:五十嵐裕美

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お知らせ

2017.9.16

「産経抄」音読記事アップお休みのお知らせ

いつも「産経抄」音読記事を御覧いただき、ありがとうございます。

9月17日(日)、18日(月)付の「産経抄」音読記事は、両日アップをお休みし、19日(火)朝にまとめて公開させていただきます。

恐れ入りますが、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

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2017.9.16

【産経抄】9月16日(音読:塚本美也子)

失礼なたとえかもしれないが、「ネズミは沈む船を見捨てる」という言葉が思い浮かぶ。4月の長島昭久元防衛副大臣に始まり、だらだらと続く民進党の離党ドミノのことである。15日も笠浩史、後藤祐一両衆院議員が離党届を提出したが、予備軍はまだまだ控えているという。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.15

【産経抄】9月15日(音読:鈴木春花)

2015年5月、すし詰め状態の密航船が、マレーシアやインドネシア沖の海上で相次いで見つかった。乗っていたのは、ミャンマーのイスラム教少数民族、ロヒンギャ族である。・・・(音読:鈴木春花

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2017.9.14

【産経抄】9月14日(音読:五十嵐裕美)

昨日は織田信長と明智光秀について書いた。本日は豊臣秀吉の登場である。秀吉は、敵方の城への兵糧攻めを得意としていた。食糧の補給路を断ち、敵の士気を奪って城を落とす。天正9(1581)年6月には、山陰の鳥取城を包囲した。・・・(音読:五十嵐裕美

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2017.9.13

【産経抄】9月13日(音読:峰田雅葉)

筆まめだった夏目漱石は、生涯で2500余通もの手紙を残した。古書店主でもあった作家の出久根達郎さんは、そのうち2通を仕入れたことがある。ともに巻紙に墨の達筆、封筒つき、消印から人気の高い晩年の手とわかった。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.12

【産経抄】9月12日(音読:塚本美也子)

日曜の朝、起き抜けに東京新聞を開いたら、長文の社説の見出しが目に留まった。「桐生悠々と…」。日本人で初めて100メートルの「10秒の壁」を突破した桐生祥秀(よしひで)選手のことかと、寝ぼけ頭は勘違いをしてしまった。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.10

【産経抄】9月10日(音読:鈴木春花)

世の中の電源が一斉に落ちたらどうなるか。「スマホでググる」ができないのは諦めがつくとして、電話自体がつながらない。電子マネーが使えない不便には目をつむるとして、現金を引き出すATMが動かない。・・・(音読:鈴木春花

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2017.9.9

【産経抄】9月9日(音読:峰田雅葉)

「日本は非核三原則ではなく五原則だ」。第1次安倍晋三政権時代の平成18年の晩秋、自民党の中川昭一政調会長は苦笑していた。核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」に加え、実は「言わせず、考えさせず」もある日本の現状、核アレルギーの根強さについてである。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.8

【産経抄】9月8日(音読:塚本美也子)

「肉食」といえば、近頃は別の意味で使われるようだが、黒澤明監督は肉が大好物だった。朝から最高級のステーキをペロリと平らげる。月に100万円以上も肉代がかかり、税務署から「お宅はレストランをやってるんですか」ときかれたほどである。俳優の土屋嘉男(よしお)さんも、ずいぶん相伴にあずかった。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.7

【産経抄】9月7日(音読:鈴木春花)

なぜ、民進党は支持を得られないのか。月刊誌「中央公論」8月号で、所属議員たちが緊急討論を行っている。玄葉光一郎衆院議員によれば、北朝鮮のやまない挑発行動と高い株価、メディアコントロールの3つが、安倍政権に有利に働いているという。・・・(音読:鈴木春花

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2017.9.6

【産経抄】9月6日(音読:峰田雅葉)

スイスといえば、日本人にとって好感度の高い国である。アルプスの美しい風景に恵まれ、しかも永世中立国、とにかくイメージがいい。両国の間で修好通商条約が結ばれたのは、幕末の1864年である。・・・(音読:峰田雅葉

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2017.9.5

【産経抄】9月5日(音読:五十嵐裕美)

英国中部の町レスターの警察幹部は、途方にくれていた。強姦(ごうかん)殺人事件の容疑者として、17歳の少年を逮捕した。少年は犯行を認めたものの、供述に矛盾が多すぎる。・・・(音読:五十嵐裕美

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2017.9.4

【産経抄】9月4日(音読:塚本美也子)

「起こるべきことは必ず起こる」。1954年公開の映画「裸足(はだし)の伯爵夫人」のなかで、450年続いた伯爵家の家訓として語られるセリフである。裸足の踊り子マリアと運命的な出会いをする伯爵には、秘密があった。戦争で負傷し、性的不能に陥っていた。・・・(音読:塚本美也子

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2017.9.3

【産経抄】9月3日(音読:鈴木春花)

人と人の関係には足し算型と掛け算型がある。先月永眠した気象エッセイストの倉嶋厚さんが自著にそう書き留めていた。妻の泰子さんとは「1×1」の掛け算型夫婦だったという。自立した2人が暮らす「1+1」ではなく一心同体だった、と。・・・(音読:鈴木春花

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