
産経抄
「辛口」を看板に掲げる評論家は少なくない。韓国出身で日本国籍を持つ呉善花(オ・ソンファ)さん(56)は、そのなかでも「激辛」の部類に属する。月刊誌「SAPIO」7月号には、世界一の学歴社会といわれる韓国で進む「知の崩壊」について寄稿した。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
国鉄全線完乗などで知られる作家の宮脇俊三さんは、外国の鉄道旅行記も数多く残した。平成7(1995)年には、「夢のヨーロッパ超特急の旅」に出かけている。最後の訪問国がスペインだった。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
漢代の中国西南地方に、夜郎という小さな国があった。ところがこの小国の王は自国を大国と思い込み、漢の使者が来たとき「漢とわが国とどちらが大きいのか」と尋ねた。以来、自分の力量も知らず尊大な態度をとることを「夜郎自大」という。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
新聞やテレビの業界用語に「頭撮り」なるものがある。重要な会議や会談の冒頭だけ報道陣に公開することで、開会の挨拶が終わるやいなや広報担当者が「はい、ここまで」と大きな声を出し、会場から記者やカメラマンを追い払う。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
写真家のロバート・キャパが撮影したとされる「崩れ落ちる兵士」は、スペイン内戦の悲惨さを伝える「世紀の戦争写真」としてあまりにも有名だ。ただ、撮影場所から撃たれた兵士の名前まで、一切が謎に包まれてきた。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
娘時代のあだ名は「色黒」だった。本人は悲観のあまり、日に一度も鏡を見ないで暮らしていた。ところが17歳の夏のある日、入浴していて窓ガラスに映った自分の顔が、意外にかわいいことに気づく。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
昭和8年12月23日早朝、東京中にサイレンの音が続けて2回鳴り渡った。今の天皇陛下お誕生の知らせである。1回なら内親王、2回は皇太子と事前に決められていたのだ。町には花電車が走り、二重橋前はお祝いの人々で埋まったという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
長年の研究開発の苦労が実り、新製品が大ヒット、わが世の春を謳歌(おうか)する企業があった。ところが、その製品に重大な欠陥が見つかってしまう。消費者にそっぽを向かれ、業績は悪化するばかりだ。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
「俗に『才あれど徳なし』というが、その徳において彼女は欠けるところがある」。コラムニスト、山本夏彦は「週刊新潮」に23年間連載した名物コラムの第1作で、美空ひばりをこう論じている。・・・(音読:根岸麻衣子)
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参院選でさまざまなパフォーマンスを繰り出した各党首もこの人にはかなわない。ロシアのプーチン大統領である。今月15日にはロシア北西部フィンランド湾で小型潜水艇に乗り、60メートルの海底に潜った。150年近く前に沈んだ軍艦を見るためだった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
てっきり、高名な元首相の名前を騙(かた)った「なりすまし」の仕業だろうと思っていたら御本人だった。民主党の菅直人元首相は、自身のブログできのう、参院選で自民党に投票しないよう「落選運動」を呼びかけた・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
文芸評論家の奥野健男によると、昭和20(1945)年の敗戦直後の女流作家には、「とまどった感」があった。確かに女性解放と男女同権は実現した。それは、戦前戦中、彼女らが果敢に戦ってきた男性中心の社会という、敵を失うことも意味していた。・・・(音読:塚本美也子)
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生後10カ月の赤ちゃんにも、他人を思いやる心がある。京都大学の研究チームが実験で確かめたという。まず赤ちゃんのグループに、ある図形が別の図形を攻撃するアニメを見せる。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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「釜中(ふちゅう)の魚」という言葉がある。釜の水がいずれ熱くなり、煮られることを知らずに泳ぐ魚のように、将来の危機に気付かない能天気さを言う。中国古代の史書『資治通鑑』の中で、さる盗賊の親玉が自らの置かれた状況をそう例えたのだという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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ヒマラヤ山脈の国ブータンの総選挙の結果には驚いた。5年前初めて行われた総選挙で45議席を獲得した与党ブータン調和党が、今回はたった15議席の惨敗である。政権交代の決め手となったのは、今月初めから価格が2倍以上も値上がりした家庭用ガス料金らしい。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
歴代の米駐日大使のなかでもっとも日本人に親しまれた人物といえば、エドウィン・ライシャワー博士が挙げられる。「たくさんの日本人の血を輸血してもらったので、混血になったような気がしています」。・・・(音読:根岸麻衣子)
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21年前の平成4年7月、日本中が沸き返った。バルセロナ五輪の200メートル平泳ぎで14歳になったばかりの岩崎恭子さんが優勝したからだ。だがインタビューでの発言にはもっとうならされた。「今まで生きてきた中で一番幸せ」というのだった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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SankeiBizピックアップトーク
神でも仏でもない身にとって、他人の悪口を言わないで日々を過ごすのはなかなか難しい。小欄にも時折、「中国や韓国のことをなんでもあしざまに書くのはやめてください。もっと彼らの美点に注目して記事にすべきです」といった投書が届く。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
夏目漱石の『二百十日』に、主人公が阿蘇の宿の女中に半熟卵を頼む場面がある。意味がわからない女中に、「半分煮るんだ」と説明する。出てきた4個のうち2個が固ゆでで、2個が生卵だった。・・・(音読:峰田雅葉)
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産経抄
福島第1原発事故の発生から5日目の早朝だった。現場で不眠不休の作業の陣頭指揮をとっていた当時の吉田昌郎(まさお)所長は突然、座っていた椅子から立ち上がり、床にあぐらをかいて頭(こうべ)を垂れた。・・・(音読:根岸麻衣子)
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梅雨の最中だった6月中旬、本紙に載った加地伸行さんのコラム「古典個展」にヒザを打った読者も多かったに違いない。テレビで梅雨を「うっとうしい」などと邪魔者扱いする。だがわが国にとって梅雨は大歓迎すべきものではないかという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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スペイン内戦が勃発し、ヒトラーの大会と呼ばれたベルリン五輪が開催された。日本では、二・二六事件が起こっている。1936(昭和11)年は、歴史的な事件が多かった。・・・(音読:塚本美也子)
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国文学者で、食通としても知られた池田弥三郎に、『枝豆は生意気だ』という愉快な題の随筆がある。なぜか。池田の大好物の空豆の季節のあとに、「エヘンともっともらしい咳払いをしてしゃしゃり出て来る」からだ。しかも旬の短い空豆に比べて、長く居座るのがしゃくにさわる。・・・(音読:塚本美也子)
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「東京から富士山頂の野球のボールを見分けられるようなものです」。以前ハワイに設置された日本の大型望遠鏡「すばる」の性能を尋ねたとき、天文学者から返ってきた答えである。絶句したが同時に、富士は「すばる」で見るものではないと思った。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
流行(はやり)廃(すた)りは世の習いではあるが、本格的なデジタル時代に突入したいま、「流行」はあっという間に色あせる。先日も若い記者相手に「いつ仕事するの? 今でしょ!」と予備校教師ばりに説教すると、「古いですよ」と失笑された。・・・(音読:根岸麻衣子)
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7日から始まる大相撲名古屋場所では、エジプト出身の新十両、大砂嵐の活躍が楽しみだ。3日目から日程が重なるイスラム教のラマダン(断食月)については、「大丈夫。我慢できる」と語っている。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
昭和49(1974)年8月15日の未明だった。映画俳優の津川雅彦さん、朝丘雪路さん夫妻の自宅に男が忍び込み、生後5カ月の長女、真由子ちゃんを連れ去った。犯人のアパートの一室から救出されたのは、それから41時間後だ。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
前にも書いたことだが、北朝鮮との国境の町、中国・丹東の丘の上に、何十メートルもありそうな高い塔が立っている。朝鮮戦争を戦った中国義勇軍の記念館の隣である。以前見学に行き、塔の意味を尋ねたとき、中国人ガイドの答えには目をむいた。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
ドジで泣き虫の中学生、月野うさぎが、美少女戦士「セーラームーン」に変身して悪と戦う。「月に代わって、お仕置きよ!」。アニメに不案内の小欄でも、セーラームーンの決めぜりふは聞いたことがある。今や世界中に何百万ものファンがいるらしい。・・・(音読:中村朋絵)
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定年後の生き方の指針となった本を挙げてください。こんなアンケートがあったら、藤沢周平さんの時代小説『三屋清左衛門残日録』が、上位を占めるのは間違いない。・・・(音読:塚本美也子)
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亡くなった元検事総長、吉永祐介さんは旧制六高から岡山大の出身である。その六高の1年生時代、こんな「事件」があった。仏語の授業でテストが行われることになったが、教師は問題を配るとすぐ教室を出ていった。カンニング公認のようなものだ。・・・(音読:中村朋絵)
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産経抄
明治維新の立役者である西郷隆盛は、自らを「南国」という意味の南洲と号した。今でも文庫本で手軽に読める「南洲翁遺訓」は、幕末の江戸で騒乱を起こそうとした薩摩藩と激しく対立した庄内藩の関係者がまとめたものである。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
「アパートの鍵貸します」「俺たちに明日はない」。かつての洋画の名作には、原題とは違う見事な邦題がついていたものだ。ところが、現在封切り中の洋画はどうだろう。「アフター・アース」「スプリング・ブレイカーズ」。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
民主党は参院選に負けたいのだろうか。きのう参院本会議で安倍晋三首相に対する問責決議が可決されたが、あおりで生活保護法改正案など国民生活と密接にかかわる6つの法案が廃案になった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
毎年の楽しみだが、通勤電車から見えるネムノキが今年も花をつけ始めた。淡紅色で糸状に見える花は、アジサイとともに梅雨の季節には欠かせない。日本列島から中国、東南アジアに分布し、日本と中国で名前の由来が違うのがおもしろい。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
よく「野球は8-7の試合が最も面白い」と言われる。打ち合いの接戦がたまらないというのである。だがファンの立場となると違ってくる。「9-0ぐらいで勝つのがいちばん楽しい」と言う熱烈な巨人党もいた。安心して見られるかららしい。・・・(音読:中村朋絵)
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世界文化遺産に登録された富士山は日本人にとって精神的な支えだ。そのことをユネスコの世界遺産委員会のメンバーもきちんと認めてくれた。うれしいことだが、富士山が日本人の生活のため果たしてきたもうひとつの役割も忘れたくない。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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53年前の昭和35年6月23日、新しい日米安保条約が発効した。この日午前、東京・白金の外相公邸で批准書が交換されたのだ。「アンポ反対」のデモはピークを過ぎていた。それでも批准書交換は朝食会を装って行うなど密(ひそ)やかな新安保スタートだった。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
親子三代にわたって下町に住まないと江戸っ子と言わないそうだから、小欄に資格はないが、都議選の選挙権はある。いつも「棄権はいけない」ときれいごとを書いている手前、どんな選挙でも投票所に足を運んではいるものの、都議選は国政選挙や身近な区議選に比べてどうも印象が薄い。・・・(音読:中村朋絵)
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「汽車に乗って/あいるらんどのような田舎へ行こう」。詩人、丸山薫は「汽車に乗って」という詩で、こんなふうに歌う。「ひとびとが祭の日傘をくるくるまわし/日が照りながら雨の降る…」。たまらないほどのリリシズム(叙情性)である。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
産経新聞が創刊80年を迎えた。その歴史については記念別冊でお読みいただくとして、当然のことながら紙面づくりがすべて順風満帆だったわけではない。忸怩(じくじ)たる思いで振りかえることも多い。昭和57年の「教科書誤報事件」がそうだった。・・・(音読:根岸麻衣子)
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産経抄
「ヒット、ヒット、ヒット殺し~」「セーフか? これはやっぱり政府の仕事」。漫才の横山エンタツと花菱アチャコが、野球ネタの「早慶戦」で、一世を風靡(ふうび)したのは、昭和10年ごろだった。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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トルコは親日国といわれる。その原点となったのが、1890(明治23)年に和歌山県沖で起きた、オスマン帝国の軍艦の海難事故だ。地元住民は懸命な救助活動を行い、明治政府は軍艦をトルコに派遣して、生存者を帰還させた。・・・(音読:中村朋絵)
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昭和44(1969)年の元旦、読売新聞は、1面トップで当時の三菱銀行と第一銀行が合併合意したと報じた。しかし、2週間後には、幻の大スクープとなってしまう。・・・(音読:塚本美也子)
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産経抄
瞬間風速的にはともかく日本で最も長く人気があり続けた政治家は、咢堂(がくどう)と号した尾崎行雄だろう。何しろ明治23年に衆院初当選以来63年間もの議員歴を誇った。文相や法相もやっているが、大半は議会人を貫き「憲政の神様」とまで言われた。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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政治家やエリートの失言・暴言が最近、やけに目立つ。中でも驚いたのは、神に仕える身であるローマ法王フランシスコが、聖職者や法王庁スタッフを前に「出世主義はハンセン病だ」と演説した一件である。・・・(音読:根岸麻衣子)
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黒柳徹子さんの名誉のために、随分昔の話だとことわっておく。スペインを旅行中、大好きなパンダのぬいぐるみを並べている店を見つけたそうだ。ボールのようにまるまっているのは珍しい。早速買おうとしたら、店のおじさんが、足で蹴る格好をして言った。「これはサッカーというスポーツのボールだ」(『不思議の国のトットちゃん』)。・・・(音読:中村朋絵)
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全国で大学紛争の嵐が吹き荒れる最中だった。当時警察庁次長だった故後藤田正晴さんは、現場で学生たちを取り締まる若い警察官を自宅に招いて、話を聞いたことがある。・・・(音読:塚本美也子)
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日露戦争当時のロシア皇帝、ニコライ2世は「太平洋の覇者」となる夢想を抱いていた。けしかけたのはドイツ皇帝、ウィルヘルム2世だった。日露開戦の2年前、バルト海での両国合同訓練のさいニコライ2世を「太平洋提督」と呼んだという。・・・(音読:宮本ゆみ子)
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産経抄
精神科医のなだいなださんの母方の曽祖父は、開業医だった。80歳を過ぎて、亡くなるその日の朝まで往診をしていたそうだ。「ぼくも、八十まで生きるようだったら、この曽祖父のように、死ぬまで働いていることだろう」。40歳のころに語っている。・・・(音読:塚本美也子)
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