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2016.11.11

【産経抄】11月11日(音読:辻瑠奈)

歌人の俵万智さんは、東京電力福島第1原発事故の後、息子を連れて、仙台市から沖縄・石垣島に移り住んだ。「身勝手」「神経質すぎる」。そんな批判の声に対して、決然と詠む。〈子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え〉。・・・(音読:辻留奈

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2016.11.10

【産経抄】11月10日(音読:塚本美也子)

米映画『フォレスト・ガンプ』には、実在の有名人が何人も“共演者”として登場する。アラバマ州知事だったジョージ・ウォレス氏もその一人である。・・・(音読:塚本美也子

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2016.11.9

【産経抄】11月9日(音読:峰田雅葉)

「モーレツからビューティフルへ」。日本の広告史に残る、富士ゼロックスのCMコピーが世に出たのは昭和45(1970)年、高度成長のまっただ中である。「モーレツ」は、すでに流行語になっていた。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.11.8

【産経抄】11月8日(音読:塚本美也子)

2年前のノーベル物理学賞に選ばれたのは、名城大終身教授の赤崎勇さん、名古屋大教授の天野浩さん、米カリフォルニア大教授の中村修二さんの3人だった。3人が開発した青色発光ダイオード(LED)のおかげで、照明にLEDが使えるようになった。寿命が長く、省エネ効果の高いLEDは今、急速に普及している。・・・(音読:塚本美也子

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2016.11.7

【産経抄】11月7日(音読:佐藤友紀)

世界中を旅してきた作家の椎名誠さんが、カンボジアの虐殺博物館を訪ねた時のことだ。拷問に使われた木の椅子が目に留まった。人がその椅子に座って背もたれに縛られると、頭の上からポツリポツリと絶え間なく水滴が落ちてくる。これをやられると、人はまったく寝られなくなるそうだ。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.11.6

【産経抄】11月6日(音読:峰田雅葉)

やせ形で筋肉質の力士を表す「ソップ形」は、スープが転じた言葉という。土俵上で手をつくのは縁起が悪い。それゆえ、ちゃんこ鍋のだしには2本足の鶏を使う。残った鶏がらは肉がほどけ落ち、やせ細り-。よくできた尻とり話の語源である。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.11.5

【産経抄】11月5日(音読:塚本美也子)

天皇の国事行為と公的行為、その他の行為はどう区分するのか。いきなりこう問われて、明快に答えられる人はそう多くはないだろう。4日公開された天皇陛下のご譲位への対応を検討する政府の有識者会議の議事概要(10月27日分)をみると、会議メンバーも頭を悩ましている。・・・(音読:塚本美也子

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2016.11.4

【産経抄】11月4日(音読:峰田雅葉)

ケニアに住むジャクソン(11)と6歳の妹は、片道15キロの道のりを2時間かけて小学校に通う。途中で象の群れに襲われないように、いつもビクビクしている。インドの少年サミュエル(13)は、足に障害がある。粗末な車いすを押してくれるのは、2人の弟だ。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.11.3

【産経抄】11月3日(音読:辻瑠奈)

日本国憲法が公布された70年前の今日、松下電器社長の松下幸之助は、「PHP」と名付けた社会運動を開始する。「Peace and Happiness through Prosperity」。・・・(音読:辻留奈

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2016.11.2

【産経抄】11月2日(音読:峰田雅葉)

東京都の小池百合子知事(64)が立ち上げた政治塾「希望の塾」について、塾生2902人のメンバーになったお笑い芸人のエド・はるみ(年齢非公表)や、東大卒でアイドルグループ「仮面女子」のメンバー、桜雪(23)が自身のブログで出席を報告した。「珠玉のお言葉がいくつも散りばめられておられました」(エド)、「東京大改革をお手伝いしていきたい」(桜)などと“小池政治塾”への期待感をつづっている。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.11.1

【産経抄】11月1日(音読:塚本美也子)

吉田松陰が主宰した「松下村塾」は、来る者を拒まなかった。藩士、僧侶、商人と、塾生の身分はいろいろである。松陰は塾の理念として、「華夷(かい)の弁」を明らかにすることを挙げている。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.31

【産経抄】10月31日(音読:佐藤友紀)

東京基督教大学教授の西岡力さんによると、韓国の反日は世代によって内容が違う。戦前の日本統治を知らない世代に広がった反日は、韓国版自虐史観に基づくものだと、正論欄に書いていた。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.30

【産経抄】10月30日(音読:辻瑠奈)

東京基督教大学教授の西岡力さんによると、韓国の反日は世代によって内容が違う。戦前の日本統治を知らない世代に広がった反日は、韓国版自虐史観に基づくものだと、正論欄に書いていた。・・・(音読:辻留奈

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2016.10.29

【産経抄】10月29日(音読:峰田雅葉)

小紙の28日付朝刊の1面では、三笠宮崇仁(たかひと)親王殿下の薨去(こうきょ)を報じる記事と、天皇陛下の譲位を検討する政府の有識者会議の記事が並んでいた。たまたまタイミングが重なっただけではあるが、皇室のあり方に対する殿下のお考えを振り返るよすがとなった。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.28

【産経抄】10月28日(音読:佐藤友紀)

レーガン米大統領の政策は、ナンシー夫人の信奉していた占星術師の影響を強く受けていた。レーガン政権の首席補佐官が、1988年に出した回想録で内幕を暴露すると、米国内は騒然となる。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.27

【産経抄】10月27日(音読:塚本美也子)

23歳の無名の指揮者だった小澤征爾さんは、フランスのマルセイユ港から、日の丸を掲げたスクーターにまたがってパリに乗り込んだ。「世界のオザワ」のエピソードは、あまりにも有名である。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.26

【産経抄】10月26日(音読:峰田雅葉)

親日、知日の度合いで各国首脳のランキングを作れば、間違いなく1位に輝くのは、フランスのシラク元大統領だろう。日本訪問は50回を超える。少年時代から東洋美術に興味をもち、万葉集から遠藤周作まで目を通してきた。何より大相撲の大ファンである。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.25

【産経抄】10月25日(音読:辻瑠奈)

今年5月に80歳で亡くなった世界的な演出家、蜷川幸雄さんはもともと俳優だった。平幹二朗さんは、共演者として知り合う。平さんが主演の刑事ドラマで、蜷川さんは犯人役だった。「蜷川さんの芝居に出させてよ」。昼休みに声をかけたのが始まりだ。・・・(音読:辻留奈

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2016.10.24

【産経抄】10月24日(音読:塚本美也子)

フランスの数学者、ポアンカレが1904年に提言した、宇宙の形に関する「ポアンカレ予想」は、世界中の学者の挑戦を退けてきた。この「100年の難問」を見事解決したのが、ロシアの数学者、グリゴリー・ペレルマンさんである。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.23

【産経抄】10月23日(音読:佐藤友紀)

折々の花を、自然の風姿のまま器に生ける。「なげいれ」と呼ばれる生け花の一様式を、その道の大家である川瀬敏郎さんがこう論じている。〈なげいれは、「答えのない花」。昨日の答えが今日の答えにはならない〉と(『花に習う』平凡社)。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.22

【産経抄】10月22日(音読:辻瑠奈)

「すぐに合意するのが難しい問題は、棚上げが可能だ」。中国の習近平国家主席は20日、南シナ海の領有権問題について、フィリピンのドゥテルテ大統領にこう持ちかけた。どこかで聞いたことがあるようなセリフだと感じた人も多いはずだ。それもそのはず、これは中国の領土問題をめぐる常套(じょうとう)句である。・・・(音読:辻留奈

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2016.10.21

【産経抄】10月21日(音読:佐藤友紀)

米国史上初めてテレビ討論が行われた1960年の米大統領選は、大接戦となった。開票日の深夜になって、共和党のニクソン候補はようやく事実上の敗北宣言を行う。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.20

【産経抄】10月20日(音読:塚本美也子)

昭和24年に太宰治の墓前で自殺を図り、36歳で世を去った作家の田中英光(ひでみつ)は、元ボート選手だった。7年に開催されたロサンゼルス五輪に、早大クルーの一人として出場している。その8年後に発表したデビュー作『オリンポスの果実』は、日本選手団を乗せて横浜とロスを往復した大洋丸の船上が舞台となっている。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.19

【産経抄】10月19日(音読:峰田雅葉)

江戸時代後期から明治時代にかけて岩手県の中央部では、死者の供養のために、その人の姿を描いた絵を菩提(ぼだい)寺に奉納する習俗があった。もっとも生前の様子というより、来世での理想像が描かれている。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.18

【産経抄】10月18日(音読:辻瑠奈)

中国の古都・西安の郊外で、地元の農民が等身大の陶製の人形を見つけたのは、1974年である。中国を初めて統一した秦の始皇帝(紀元前259~210年)の陵墓を守るために、副葬された兵馬俑(へいばよう)だった。・・・(音読:辻留奈

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2016.10.17

【産経抄】10月17日(音読:塚本美也子)

ロンドン特派員をしていた平成12(2000)年8月、西アフリカのシエラレオネで、英兵数人が反政府勢力に拘束される事件があった。英政府は陸軍の特殊部隊(SAS)をすぐに現地に派遣して、英兵らの救出に成功する。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.16

【産経抄】10月16日(音読:佐藤友紀)

物理学者の寺田寅彦には愛煙家の顔もあった。たばこの失敗談がある。電車を待つ間に街で葉巻を買い求め、火を付けたのはよい。くゆらす間もなく目当ての電車が来て、困った。やむなく東京・神田から日本橋まで歩いたと、随筆に書いている。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.15

【産経抄】10月15日(音読:峰田雅葉)

日本をひどい国だと力説すると評価を受ける。そんな報道界の悪弊がなせるわざか。中日新聞が5月に掲載した連載記事「新貧乏物語」に誤った記述があったと、12日付朝刊で「おわび」を掲載した。「原稿をよくするために想像して書いてしまった」。執筆した記者はこう話した。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.14

【産経抄】10月14日(音読:塚本美也子)

日本で初めての美人コンテストは、明治41(1908)年に開催された。米紙シカゴ・トリビューンが、各国の新聞に「ミス・ワールドコンテスト」を呼びかけたものだ。主宰したのは、福沢諭吉が創刊した「時事新報」である。小紙も流れを受け継いでいる。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.13

【産経抄】10月13日(音読:佐藤友紀)

鈴木建設の営業マン、ハマちゃんこと浜崎伝助は、有給休暇消化率ナンバーワンのマイペース社員である。釣りと家族をこよなく愛し、仕事はいつも後回しになる。西田敏行さん主演の映画『釣りバカ日誌』シリーズ第1作が公開されたのは、昭和63年の暮れだった。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.12

【産経抄】10月12日(音読:峰田雅葉)

先日、「デトロイト美術館の奇跡」について書いた。ポーランド南部の古都クラクフにある「日本美術・技術センター」も、いくつもの偶然が重なった、奇跡の産物といっていい。センターは、7千点を超える日本の美術品を所蔵している。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.10

【産経抄】10月10日(音読:塚本美也子)

路上には信号機がゴロリと横たわり、ビルの多くは廃虚だった。2013年7月、米デトロイト市が財政破綻したときの惨状である。負債額は、日本円で1兆8千億円にも達していた。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.9

【産経抄】10月9日(音読:辻瑠奈)

29歳で夭逝(ようせい)したプロ棋士の村山聖(さとし)九段は、詰むや詰まざるやの終盤戦にめっぽう強かった。難解な局面でも、この人が「詰む」と言えば詰み、「詰まない」と言えば詰まなかったという。「終盤は村山に訊(き)け」の挿話は、早過ぎる死から18年を経た今も将棋界に語り継がれている。・・・(音読:辻留奈

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2016.10.8

【産経抄】10月8日(音読:塚本美也子)

「ばかって言うやつがばかだ」。子供の頃の口げんかで、このセリフを吐いた記憶がある人は少なくないだろう。根拠なく相手をおとしめるような言動は、その人の程度を表す。そんなことを思い出したのは、民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題と、それへの反応がきっかけである。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.7

【産経抄】10月7日(音読:峰田雅葉)

ホンダとヤマハ発動機の英語の頭文字をとったHY戦争は、イタリアと日本を代表する女優の対決で始まった。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.6

【産経抄】10月6日(音読:佐藤友紀)

NHK大河ドラマ『真田丸』では、草刈正雄さんが演じた真田昌幸に人気が集まった。西沢裕子(ひろこ)さんの歴史小説『波斯(ペルシャ)の末裔(すえ)』では、敵役(かたきやく)となっている。主人公の司堂義保は、昌幸の非道に立ち向かって壮絶な死を遂げる物語だ。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.5

【産経抄】10月5日(音読:塚本美也子)

2日前のコラムで、物理学者の寺田寅彦による、「椿(つばき)の花の落下運動」の研究を紹介した。寅彦は他にも、尺八の音響や線香花火など、ユニークな課題に取り組んでいる。・・・(音読:塚本美也子

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2016.10.4

【産経抄】10月4日(音読:辻瑠奈)

鉄道紀行作家の宮脇俊三さんが、世界最長のシベリア鉄道の旅を楽しんだのは昭和57年である。宮脇さんは不思議で仕方がなかった。昼間、電気掃除機を使っている車掌が、夜になると前世紀の遺物のようなストーブに石炭をくべている。・・・(音読:辻留奈

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2016.10.3

【産経抄】10月3日(音読:佐藤友紀)

物理学者で随筆家でもあった寺田寅彦の研究テーマの一つに、椿(つばき)の花の落下運動がある。きっかけは、文学の師である夏目漱石の俳句「落ちさまに虻(あぶ)を伏せたる椿哉」だった。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.10.2

【産経抄】10月2日(音読:峰田雅葉)

人生について思案するとき、人は夜空に答えを求めるものらしい。高村光太郎は沖天に赤くともった星を見上げ、詠んでいる。〈おれは知らない、人間が何をせねばならないかを。おれは知らない、人間が何を得ようとすべきかを〉と。『火星が出てゐる』という詩の一節にある。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.10.1

【産経抄】10月1日(音読:辻瑠奈)

語るに落ちるとはこのことだろう。東京電力福島第1原発事故の対応をめぐって、名誉を毀損(きそん)されたとして安倍晋三首相に損害賠償などを求めたものの、1審の東京地裁に続き、東京高裁の控訴審判決でもあえなく退けられた民進党最高顧問、菅直人元首相のセリフのことである。・・・(音読:辻留奈

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2016.9.30

【産経抄】9月30日(音読:塚本美也子)

東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に向けて、江戸城天守閣の再建をめざす動きがある。ロンドンのバッキンガム宮殿、パリの凱旋門のような、その国の歴史と文化を発信するモニュメントが、東京にも必要だというのだ。・・・(音読:塚本美也子

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2016.9.29

【産経抄】9月29日(音読:峰田雅葉)

朝顔といえば、江戸時代に熱狂的なブームが起こっている。各地で花合わせ(品評会)が催され、人々は珍花や奇葉を競い合った。都心に毎年夏の訪れを告げる入谷鬼子母神の「朝顔市」は、当時の名残を伝えている。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.9.28

【産経抄】9月28日(音読:塚本美也子)

「演説とは英語にてスピイチと言い、大勢の人を会して説を述べ、席上にて我思うところを人に伝うるの法なり」。明治の教育者、福沢諭吉が刊行した「学問のすゝめ」の一節である。・・・(音読:塚本美也子

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2016.9.27

【産経抄】9月27日(音読:佐藤友紀)

ゴルフに興味がない人にも、ポロシャツや靴下についたカラフルな傘のマークは、おなじみだろう。ゴルフ界の「キング」と称された米国のアーノルド・パーマーさんがビジネスに進出したとき、傘のアイデアを思いついたのは本人だった。・・・(音読:佐藤友紀

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2016.9.26

【産経抄】9月26日(音読:峰田雅葉)

舞の海さんが頭にシリコーンを入れて、新弟子検査に合格した逸話はあまりにも有名である。その2カ月前に一度、基準の身長に足りず、不合格を言い渡されていた。・・・(音読:峰田雅葉

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2016.9.25

【産経抄】9月25日(音読:辻瑠奈)

古歌の時代に「今すぐ行きます」という恋人の約束ほど当てにならないものはなかった。〈今来(こ)むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出(い)でつるかな〉。待つ身には、明け方の空に懸かる月が恨めしかったろう。・・・(音読:辻留奈

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2016.9.24

【産経抄】9月24日(音読:塚本美也子)

「新世代の民進党です」。民進党の蓮舫代表は15日の就任時の記者会見で、自らがこれから率いる党を「一言で表現すると」と問われてこう答えていた。それなのに、21日に承認された党役員人事はどうしたことか。代表に意見具申を行う最高顧問に、旧世代の失敗の象徴といえる菅直人元首相が就いていた。・・・(音読:塚本美也子

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産経抄

2016.9.23

【産経抄】9月23日(音読:佐藤友紀)

台湾では南部を中心にあちこちで、日本人が神として祭られているらしい。日本の統治下に入ってまもなく、嘉義県(かぎ)の村に赴任した森川清治郎巡査もその一人である。森川巡査は学校を造り、飢饉(ききん)の際は村人に食べ物を配った。役所が増税を決めると、軽減を訴えた。・・・(音読:佐藤友紀

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産経抄

2016.9.22

【産経抄】9月22日(音読:辻瑠奈)

「リベンジ」という言葉が、新聞によく登場するようになるのは、平成11年からだ。プロ野球西武のルーキーだった松坂大輔投手が、試合後のインタビューで頻繁に口にして、世の中に広まった。・・・(音読:辻留奈

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