産経抄
薪(まき)を背負って歩きながら、本を読む。江戸時代の農政家、二宮金次郎といえばまず、銅像のこの姿が思い浮かぶ。平成15年、関西の私鉄や地下鉄に張り出されたポスターでは、金次郎少年が電車の座席に座っていた。背中の薪を膝の上に載せ静かに読書する絵柄が訴えていたのは、車内のマナー向上である。・・・(音読:塚本美也子)
産経新聞1面のコラム「産経抄」を、局アナnetメンバーが毎日音読してお届けします。
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