産経抄
通勤の道すがら、簡素な祠(ほこら)に一本の木が寄り添うだけの小ぶりな神社がある。日頃足早に過ぎる人々が、きのうは歩を緩めていた。見事なものだ。当方もかりそめの花見客に加わった。きょうから新年度、まっさらなスーツに身を包んだ新社会人の目に春の便りは映っていようか。・・・(音読:辻留奈)
産経新聞1面のコラム「産経抄」を、局アナnetメンバーが毎日音読してお届けします。
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