産経抄
作家の芥川龍之介は大正10(1921)年、4カ月にわたる中国の旅に出た。当時の新聞から、「世界の謎として最も興味の深い国」の紀行文を依頼されたのだ。「汪洋(おうよう)たる長江」では、水に浮かんだ家屋のような筏(いかだ)に驚いた。米国の砲艦が実弾射撃をする現場にも遭遇している(『長江游記』)。・・・(音読:峰田雅葉)
産経新聞1面のコラム「産経抄」を、局アナnetメンバーが毎日音読してお届けします。
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