産経抄
『善の研究』などで知られる哲学者の西田幾多郎(きたろう)は、明治40年1月に、5歳の次女を病気で失った。その年の11月に「我が子の死」と題する随筆を発表している。「亡き我児の可愛(かわい)いというのは何の理由もない。ただわけもなく可愛いのである」。・・・(音読:根岸麻衣子)
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