産経抄
「亡くなった一人一人がこの世界に生きていたということを、できるだけ覚えていられないかと思っている。覚えて、何になるかなんて、いまはわからないよ。それを知るためにも、つづけたいんだ」。東日本大震災が起こる前に出版された天童荒太作の小説「悼む人」の主人公、静人の台詞(せりふ)である。・・・(音読:根岸麻衣子)
産経新聞1面のコラム「産経抄」を、局アナnetメンバーが毎日音読してお届けします。
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