産経抄
明治41(1908)年に書かれた夏目漱石の『三四郎』の小川三四郎は上京する列車で「広田先生」と出会う。駅で西洋人夫婦を見かけた広田は「御互は憐(あわ)れだなあ」と、つぶやく。「こんな顔をして…日露戦争に勝って、一等国になっても駄目ですね」とも言う。・・・(音読:宮本ゆみ子)
産経新聞1面のコラム「産経抄」を、局アナnetメンバーが毎日音読してお届けします。
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