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産経抄

2020.2.24

【産経抄】2月24日(音読:峰田雅葉)

比較文化研究者、芳賀徹(はが・とおる)さんの代表作の一つ『絵画の領分』のきっかけとなったのは、恩師の一言だった。旧制高校以来師事する、ドイツ文学者の竹山道雄さんを囲む研究会が、昭和36年の夏、鎌倉で行われた。「あれは面白いものですな」。竹山さんが何げなく話題にしたのが、明治初期の洋画家、高橋由一(ゆいち)である。・・・(音読:峰田雅葉

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