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産経抄

2019.7.31

【産経抄】7月31日(音読:峰田雅葉)

「戦死やあわれ 兵隊の死ぬるや あわれ」「骨を愛する人もなし」。終戦4カ月前にフィリピンで戦死した詩人、竹内浩三の『骨のうたう』である。遺骨となって帰還後、故国をながめている。もっとも、遺族が受け取ったのは、浩三の名前が書かれた一枚の紙だけだった。・・・(音読:峰田雅葉

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