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産経抄

2019.1.3

【産経抄】1月3日(音読:加藤亜衣子)

歌舞伎の六代目菊五郎は、大の相撲好きだった。昭和14(1939)年1月15日、双葉山の連勝が69で止まった「世紀の番狂わせ」も、マス席から見ている。悲鳴と怒号、座布団が飛び交うなか、ただ一人顔色一つ変えなかった双葉山の姿に、深く感じ入ったようだ。翌日、面識のない双葉山に手紙を書いた。・・・(音読:加藤亜衣子

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