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産経抄

2018.10.23

【産経抄】10月23日(音読:鈴木春花)

1961年の夏、米ワシントン州の小さな島からボートをこぎ出し、日がな一日寝転んでいる日本人がいた。海に群れをなすオワンクラゲから、どうやって発光物質を取り出すか、考え続けていた。1週間たって、ある方法を思いつく。学会にもほとんど顔を出さない、「孤高の科学者」と呼ばれた下村脩(おさむ)さんらしい。・・・(音読:鈴木春花

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