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産経抄

2018.9.23

【産経抄】9月23日(音読:鈴木春花)

ドイツの哲学者、ヘーゲルの『法の哲学』に知られた一節がある。〈ミネルバのフクロウは黄昏(たそがれ)に飛び立つ〉。一つの時代が終わりを迎えるとき、知性を司(つかさど)る女神ミネルバは、化身のフクロウを空に放つ。その時代を俯瞰(ふかん)し、歴史の総括から得た教訓を次代に伝えるためだという。・・・(音読:鈴木春花

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