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産経抄

2017.5.7

【産経抄】5月7日(音読:佐藤友紀)

洋上から望むこの島は、司馬遼太郎の目に「巨大な岩礁」と見えた。切り立つ崖は岩肌を真下の海に落とし、周囲にひらめく白い潮(うしお)は、島がよって立つ絶海を難所に変えた。九州本土からは約60キロ、玄界灘に浮かぶ沖ノ島(福岡県宗像市)である。・・・(音読:佐藤友紀

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